感謝と謙虚 | 心と体の癒し処 ヒーリングサロン「SOWAKA」

心と体の癒し処 ヒーリングサロン「SOWAKA」

千葉県習志野市の小さなサロンです。
お手頃価格で、お客様お一人お一人と丁寧に向き合い、
SOWAKAオリジナルのメニューで、皆様の心と体を
癒すお手伝いをさせていただいております。

 

 

施術中、お客様からこんなお話を伺った



先日ご家族でいたところ、知り合いの方に会い、

その方にお客様の息子さんが

 

「本当に良く出来た、立派な息子さんですね~」

 

と誉められたそうだ

それに対してお客様は、

 

「私がしっかりしていないもので、

その分子供がしっかりしたんだと…」

 

と答えたところ

後になって一緒にいたご主人、息子さんから、

 

「ああいう時は普通否定しない?」

「恥ずかしいからやめて」

 

と言われたそうだ


「SOWAKAさんならどうやって答える?」・・・


確かに人から誉められて、素直に

 

「ありがとうございます」

 

と言うのは日本人は慣れていないかもしれない



でも私は、お客様の返答は正しかったと思う

そのお客様の息子さんは、確かに頭脳明晰な上に、

精神的な成長度は、同年代のお子さんと比べても並外れている

その知り合いの方も、お世辞抜きで誉めてくださったんだろう

誉めてくださるというのは、言い換えれば相手の考えであり、

愛情でもある

それを頭ごなしに否定するのは、相手の方を否定するのと

同じ事だと思う

また、謙虚さとはいえ、子供を人様の前で否定するのも

いかがなものかと


昔、ある国際的な公の場で、
日本人男性が同伴をしていた奥様を、外国人の招待客に対し

「愚妻でございます」と紹介したところ、その外国人は大変

驚いたというエピソードを聞いたことがある


日本人なら当然「謙虚さ」と受け取るだろうが、通訳さんは

「愚妻」を直訳したのだろうか?
日本人のこの極端な謙虚な表現は通じなかったようだ

 


はたして「愚」とか「優」とか、初対面の人間にそんな情報は

必要なんだろうか
妻は妻だ

 


東京オリンピックを控え、益々海外の方達とコミュニケーション

取る機会も増えるだろう

 


これからはこの極端な謙虚さを
美徳とする日本人の体質を、もう少し
国際的基準に合わせた方が良いんじゃないかと思ったりする
 

 


お客様にはこうアドバイスをさせていただいた

 


せっかく相手の方が誉めてくださったのなら、

有り難くそのお気持ちは受け止めて
 

 

「そのように言って頂だけて光栄です

 ありがとうございます」


とか、

「ありがとうございます 
そう言って頂いて恐縮です」等々



相手の言葉を謙虚に受け止めながら、感謝の気持ちを返す

その方が誉めてくれた方も、誉められた方も気持ちが

良いんじゃないかと

 



 



写真は、お客様からお年賀にと頂戴した品々

私の事を考えて選んでくださった有り難いお品物

その品物を、「いやいや、私にはもったいないです」

受け取らない人はいないだろう

誉めて頂く事もこれと同じ
相手のお気持ちを有り難く有り難く頂戴して、

感謝の気持ちでお返しをする
 


「ありがとうござます」

「嬉しいです」
 

 

感謝の言葉は、言った人も、言われた人も幸せな

気持ちにする…と思う

 

 

 

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