あの頃にもどりたい。 | 昭和42年生まれ元司法浪人無職童貞職歴無しの赤裸々ブログ

昭和42年生まれ元司法浪人無職童貞職歴無しの赤裸々ブログ

昭和42年生まれの元司法浪人生です。
日々の出来事や過去の来歴を隠すことなく赤裸々に語ります。

もう、ここ30年も「幸せ」や「喜び」を感じたことがない。

ずっと、無駄に時間を過ごしてきた。


自分の幸せや楽しさとは何か?


それは、そんなに難しいものではない。

実に簡単なものなのだ。


青春を謳歌したい。

それだけなのだ。


よく夢に出てくる風景がある。


アラ50の人間が言うと笑われるかもしれないが、自分の夢はこんな感じだ。

学校の体育祭や文化祭で友達と一緒に何かを頑張ったり、作り上げたり、そこで、友達と一緒に笑ったり、泣いたり。

友達同士で旅行に行って、海や川で思いっきりはしゃいだり。


自分はそんなことで幸せを感じるのだ。

そんな安っぽい青春ドラマみたいなもので究極の幸せを感じるのだ。


残念ながらそういう青春は経験できなかった。

高校時代は、男子校で進学校だったので、そういう経験は皆無だった。


結局、ずっと教科書との毎日を送っていた。

合格すれば、きっとそういう思いができるだろう、と夢見て勉強を続けてきた。

合格すれば、自分の感じる幸せを実現できるだろうと思って、勉強を続けてきた。


しかし、もうできない。

もう遅いのだ。


昔は夢の中でも、自分は体育祭や文化祭で皆に混ざって、一緒に泣き笑いしてはしゃいでいた。

朝起きると現実を知り、愕然とした。

最近はそうではない。

夢の中では、自分は楽しんでいる人間を遠目に見ているだけだ。

夢の中でも現実と同じ、中に加わることもできなくなった。


50歳で何かの試験に合格したり、目標に到達することができたとしても、その時から自分の青春を謳歌しようなんて無理だろう。


その怨嗟が、30年間、何度も繰り返されて夢に出てくる。


15歳ですでに人生が終わってしまったのだ。


もし可能ならあの頃に戻りたい。

あの頃に戻って、自分の夢をかなえたい。

自分の夢をかなえて、スタートラインに立ちたい。


他の多くの人間と一緒に、人生のスタートラインに立ちたいと思う。


先週、某運送会社で荷物の仕分け作業の短期の仕事を何回かした。

日給は9500円だ。


時間帯は夜の10時から朝の8時までで、休憩時間は2時間。


仕事の内容はきつかったが、それ以上にきつかったのが周りの雰囲気だ。
塾と違い、中高年層も結構多く、その雰囲気は異様だった。

男だらけで、何かこう異様な雰囲気なのだ。

女性がいないと、こうなってしまうのか。


自分が初めて男子校である高校に行った時の感覚を思い出した。

そうだ、こんな感じだ。

進学校だったが、なんとなく雰囲気が似ている。


そういう意味で、まさに底辺の仕事だった。

人生のピークを終わらせてしまった後悔と諦観の渦が職場全体に渦巻いている。

そんな感じだ。


しかし、今は続けてできる仕事がないから仕方なくやるしかない。


こうやって、また人生を無駄に使ってしまうのか。