結論から言っちゃうと、もう二度と乗らないですね。笑
・・・大人だけなら問題ないと思います。
子連れの対応ははっきり言って最悪でした。
まず、チェックインの時点でなし。
対応全般にホスピタリティを感じません。
それは日系エアーにはどこも劣るのでしょうけれど。
だからといってここまで失礼な航空会社は今までで初めてだったかも。
まず、
★バシネットつけたければ、通常のエコノミーではダメ。
通常の航空券+片道1席につき1.5万円の差額を払い、エクストラコンフォート という席にアップグレードしなくてはならない。
↑上記前提のもと、確約ではない。
上記アップグレード料金を支払った上で、リクエストを送る。
リクエストはあくまでもリクエスト。リクエストの先着や当日チェックインの前後などは関係がない。
当日のベビーの月齢や重さなどにより、航空会社が誰が使えることになったのかを決めるシステム。
なお通常の東京-ホノルル区間を使用する機材では、14列にのみバシネットをつけられるという決まりがあるため、チャンスはほぼ1組。何家族かで競うことになります。
また、抽選に漏れ(笑)バシネットが使えないことが判明した場合についても、既に支払った1.5万円/席、片道 の料金は返金されない。
チケットを取る前に知っていたらもちろん取らなかったけれど、、、
今回スポンサーの方に遠慮して1円でも安く…!と航空券を手配したためハワイアンエアーを迷うことなく値段で決めてしまいました。^^;
スポンサーに悪いのでこどもの席も遠慮。
(ぶっちゃけ日系と1人数千円しか違わなかった…!日系はたしか空いてれば先着でバシネット確約ができたので、変にケチったために今回酷い目に合ったような形です。
でも、スポンサーの方に、毎日航空券のことでいくら?いくら?と円単位で値段のことを聞かれて、、、申し訳なさと追い込まれた感じがあって、やっぱり最安値で行きます、、、としか言えなかったチキンな私。払っていただけただけでもありがたいことなんですがね…
スポンサーの方たちは日系ビジネスで行ったのでノンストレスだった模様。せめてそれは良かった…)
結果、やっぱりバシネットだけでも使いたい…!
うちの子小さいので、最悪使えなくても足元が少しでも広くて、真ん中の仕切りバーを上げてしまえばFLY TOTを置けばなんとか…!
という切なる期待で大人1.5万円×往復×2人分(6万) を支払いエクストラコンフォートにアップグレードしました。
★良くも悪くも合理化を徹底したアメリカ的なサービス
日本みたいにお客様は神様!快適な空の旅を!ていうサービス精神はほぼありません。
徹底したマニュアル主義、例外のないルールや規則に従って提供されるサービス。
本来生の声で放送があるようなアナウンスもすべて音声と動画での案内。毛布は1人1枚。寒ければ自己管理を。(という案内がされます。音声で。)たとえそれが赤ちゃんでも。寒いと言っても赤ちゃんに追加で毛布をくれることがなかったというクチコミも。そもそも赤ちゃん(座席を購入していない客)については、食事もおもちゃも飲み物すらも何もありません。(日系はある)
だから毛布を1枚でももらえるだけで有難いって話(笑)
そのくせ機内は異常に寒い!!客ではなく現地人スタッフの体感温度に合わせているところとかも、サービスする精神は何も感じません。
ただ、乗った瞬間からハワイの匂いがしますし、一応笑顔でアロハーとか言われます。笑
アロハ柄のユニフォームにハワイアンなご飯(まずい)、機内で流される注意事項のムービーも無駄にハワイな感じ。
着く前からハワイ!!を全力で感じたいひとには魅力的なのかもしれませんね。
わたしは、別に着いてからハワイを感じれば良いし、機内は少しでも穏やかに過ごしたかったのでもう二度とこの選択は取らないと思います。
ちょうどこの時期はマイルもたまらないし、何のメリットもありませんでした。
前は高めだったのにスターアライアンスから外れ宙に浮いてたハワイアンエアーは、破格で叩き売りにされていたのか、ツアーで航空未指定のプランでハワイアンになるっていうパターンがこの時期は結構あったみたいですね。
ちょっと前はチャイナや大韓航空がこの位置付けだったのに。今はJALと同じグループに無事入れたようでこれからはJALマイルが貯まるそうですね。
と、ここまではネットにいくらでも落ちている話で、実際本当の話でした。
なので、以下は実際に乗った実録となります。
①勝手に事前の席指定を変更された!
これが1番むかついた。
事前にオンラインで席指定していたのに、こちらの許可なく勝手に席を変更して発券。発券後に、お客様の席はこことここでご用意しました、ボーディングタイムになったらこちらのゲートへ…
とか言って事務的に説明されました。笑
え、え、ちょっと待て!!
何しれっと勝手に変更しておいて、詫びもことわりもなし?え?笑
この方、日本人ですからね。笑
たぶん帰国子女かなんかなんだと思うんですけどね、発音的に。抑揚もなければ、顔色一つ変えず事務的対応。何か勘違いしてるのかもしれないけど、航空会社だってサービス業ですからね!!
だってさ、わざわざ必要があってこちらは席を指定してるわけで
指定なしのツアー客の航空券と同じように勝手にそっちの都合で席振り分けるなんておかしいでしょう。
指定してなくてもさ、窓側?通路側どちら希望ですか?とか聞くところなのに、指定してるにもかかわらずそれはないわー
で、こっちが指定した理由は言うまでもなく、
赤ちゃん連れ、かつ妊婦だから。
これは一目瞭然なわけで。
少しでも広く使えそうな席、位置。
真ん中のバーがあがるところ。を選んでます。
で、
ちょっと待て、ハワイアンエアーは事前指定の席を断りなく勝手に変えるの?
なら事前指定する意味は?
と問うたところ、今回は満席に近い状況が予想されますので…こちらで便宜をはからせていただいて…
要するに詰めろってことです。
詰めた結果、真ん中のバーは上がらないところで2席取られました。最後までゴネたけどダメでしたね。
詰めれば2人×2人の組み合わせで座れるもんね。それはわかるんだけどさー、わざわざ追加料金6万払って真ん中席取って、さらに事前に席指定して、さらにわざわざ空港へ早くやってきて、チェックインカウンター開いてすぐにチェックインする周到さなのに、それでもダメって納得行かないわ。ある程度は早い者勝ちじゃないの?
裏で細かな調整してるのは知ってるけど、事前に指定してるお客様にそっちの都合で変えてもらうときは、代替案を提示するとか、確認するとかした上で変更するもんだと思ってた。
で、結局となりに座った2人は別にペアじゃなくて、お一人様の方2組だったし、(私らがチェックインしたときは、彼らはチェックインしてなかったしそこ含め空席だった。)
たぶん指定してないお客様か指定できないツアーの方とか。
見たところ追加料金払って座ってる感じじゃなく空いてたからラッキーでエクストラコンフォートにアップグレードされた感じでしたね。
まぁあけとけばペアの客にエクストラコンフォートアップグレードを提案できるしビジネス的にはそれが正解だけど、さすがに酷いわ。
あ、ちなみに赤ちゃんがいるからって、妊婦だからって、向こうから何か特別なお手伝い必要ですか?とかいう気の利いた配慮は1度もありませんでしたよ。
日系はもちろんだけど外資他航空会社でもだいたい聞かれたのに。
②バシネット使えない
これは知ってたからさほど怒ってませんけどね。
バシネット使える席が14列の1箇所しかない。
もう子連れ乗るな!ていう飛行機ですね。
14列はすでに別のお客様が私らより早く指定してたから、取れない=使えない! はもうわかっていたので良いのですが私たちへの対応見てると、14列を指定してた方が子連れにもかかわらず、勝手にまた変更されてたらかわいそうだなーと思いました。そーゆうこと平気でしそうな対応だったので。
もちろん14列が子連れじゃない普通のお客様だったとしても、14列指定した人の方が先なんだから本来はその人たちが使う席です。
それを航空会社側が配慮して交渉変更してくれるかはわからない。
この対応みてるとしてくれないような気もするし、14列のお客様に断りもなく勝手に変更しちゃうような気もする。要は雑ってこと。
ただ、上記のように14列はだれかが指定しているにもかかわらず私たちに『バシネット使われますか?』と、聞いてきました。
聞かれたらそりゃ『使えるなら使いたいです』ってなりますよね。
だから希望だけは伝えました。もちろん確約じゃないですけどとは言われましたが。
確約も何も事前に人が指定してる席なのになんなんだろ?と頭の中ははてな。
結局、
『14列を指定してるお客様にベビーが居て、バシネット希望されて、バシネットの制限体重をオーバーしてた場合に使えます』
ということでした。
はあはあ。体重オーバーだったら、権利がまわってくるってシステムか。
バシネット使えなくても14列に座りたいお客様だったらどうするんだろうね。トイレの位置とかも考えた上で指定してるかもしれないのに。さすがに断り入れて移動させるのかな?それともまた勝手に変更して発券するの…?不審な点が多いなぁ
。
『念のため、息子さんの体重を教えてください。』
9.8kgです!!!
『申し訳ございません、制限オーバーしておりますので、お客様は使えません』
笑
母痛恨のミス。
そう、ハワイアンエアーはまさかの8.9kg笑
航空会社によって違うので要チェックなのはわかっていたのに、あまりにパニックで事前にチェックするのを怠ってしまった。と言ってもだいたい10kg以内なら大丈夫なところが多いので、何も考えず9.8kgと言ってしまった。
ちなみにそれは嘘ではなく、息子は9.5kgから9.8kgあたりを推移していまして^^;
最大でも10kgを超えることはない時期だったのでバシネット確認では9.8kgと言っています。
8.9kg制限の時点で乗れないから、どのみち無理だしこの件はさほど気にしていませんが、対応の雑さに、飛行機ってこんな(対応をされる)乗り物だったっけかなー?と考えてしまいました。
客室もですが、グランドもそのエアーの顔なのに本当に酷いお姉ちゃんだったわ!!
もうその顔と声一生忘れない!笑
って、根に持つつもりはなかったんだけど、数日後今度バンコク行きの飛行機乗るためにまた羽田へ行ったら、あの顔と声すぐにわかっちゃって何度かお見かけしました^^;
③ベビーカーの機内持ち込みを凄く嫌がる&降機後すぐに受け取れないシステム
これは結構嫌でした。笑
畳んだらスーツケースより小さくなる(もちろん機内持ち込める規定サイズ)ので、たしかにベビーカーではあるけど、畳んでから乗り込むんだからそんなに嫌な顔しなくてもいいのに!!
(まず嫌な顔してる時点で日系エアーとの差を感じちゃう)
搭乗ぎりぎりまで使えたけど、預かられる場合は降機後すぐにもらえません。
他預け荷物と一緒にベルトコンベアで運ばれてくるのを待ちます。
しかもハワイアンエアーは、入国審査も荷物受取も全部地味に遠くて時間がかかりました。
ほぼ同時刻に日系エアーでホノルルに着いたはずの義理両親とは、外に出るのに1時間の差がありました。
待ちきれず義理の両親は先に市内へ行ってしまいました・・・
結構歩かされる、荷物待たされるっていうこの時間を、抱っこひもで乗り切れる人なら預けても良いのかもしれません。ただ、暑いですよ?降りたらすでにハワイの気候ですから。
もちろん歩くことも待たされることも知りませんでしたが、ベビーカー預かろうか?の提案は全力で拒否。
自分で歩かない子である以上、降りたらすぐに使いたい!そのためにyoyoを持ち込んでるわけだし。
これは他航空会社ではなかったことです。たとえ預けても降機後すぐに返してもらえました。
どこまでもベビーアンフレンドリーな航空会社だったという印象。
むしろベビーフレンドリーだった点は、はっきりいって1つもありませんでした。
今度機内での様子はあらためて記事にしようと思いますが
今回の行きのフライトは、旦那は寝ずに立ったまま6時間抱っこしていました。
飛行機後方の方にいたので、夫婦で6万円も追加代金を払っておいて、旦那はほとんど座ってもいないんです(笑)
息子ギャン泣き、客からの舌打ち、6時間も白目で立って寝かしつける・・・深夜便でみんな寝ているフライトなのに。
それでもCAから気の利いた提案やサービスは何一つありませんでした。
冒頭で紹介したように、提供されるサービスの内容やルールを知った上で購入しているので文句もなければクレームもするつもりもありませんけど、これが実録です。
mahalo