【にじいろかぞく交流会1からお読みください】
どんな形で進行していくのかなあ、とわくわくしながら、定刻。
Oさんが進行、Yさんが板書・まとめという形をとり、まずは参加されたみなさんの自己紹介から。
①名前
②子どもとどうかかわりたいか
③聞きたいこと
を、それぞれ言っていきます。
ほんとにさまざまな年代・立場の方が来られていて、その自己紹介を聞くだけでも楽しかった。
(さっきの分科会でお会いした、オーガナイザーさんのお母様も参加されておりました!)
全部は時間におさまりきらないので、多いもの、これは押さえとこう、的なことから話をすすめることに。
まずは、How to make a baby
どのような方法をとって、子どもを授かったのか。
大きくわけて、2パターン。
・ステップファミリー
・精子バンク、精子提供
かな、と思います。
(今回のお話を伺う限りでは)
ステップファミリーは、結構いらっしゃるようで。
この間、NHKのハートをつなごう-特別編-に出演してらした、Lファミリーさんも、この形。
ステップファミリーの話は、また後ほどいたします。
(わたしが見受けた感想程度ですが)
そして、みなさんがかなり気になってらしたんじゃないかな、と思われる、精子提供のお話。
これも大きくわけて2パターン。
・精子バンク
・知人・家族などからの精子提供
わたしもにわか知識で、なんとなーくしか理解していなかった精子バンク・精子提供。
今回のお話で、すべてがわかったわけではありません。
そんなわたしが知ったかぶりで詳しくお話することではないので、内容についてはそこまで話しません。
ここからは、わたしの感想めいたものになりますが、ご了承ください。
ゲイの方に精子提供をしてもらう形をとったBさん・Yさんのお話の中で、気になったことがあったので、少し紹介。
お二人は、父親の存在を「有るべきもの」として、お子さんを宿す形をとったわけで。
顔も見えるし、触れることもできる存在。
その「子父さん」が最近、子どもになじられたらどうしようと、くじけてしまっているというお話を聞きました。
ゲイであること。
それをとても気にしてらっしゃるようで。
わたしはそんなことまで、頭が回っていませんでした。
たいへんなのは、Lマザーとなるお二人。
精子提供者として子父として、しっかり!と思ったのですが。
そんなことはないんですよね。
子どもに関わること。
それは、子どもの人生を左右することかもしれない。
自分という人間が、一人の子どもに、どれだけの影響を及ぼすか。
その子が自分をどう思うのか。
提供すると決断したときよりもきっと、実感や不安がリアルに大きくなるはず。
帰りの新幹線の中でそれを想像したとき、子父さんにもお話を伺いたいと思いました。
きっと、産まれてきた子を見れば、そんな不安吹っ飛ぶよ、とその場にいたママたちは言いました。
それもその通り。
可愛らしい天使に手を握ってもらえば、きっと不安もやわらぐはず。
子どもはいきなり思春期になったりしないし、思春期・反抗期なんて、どこの子にもおとずれるもの。
そう言ったYさんは、本当に頼もしく思えたし。
時折いとおしそうに、自分のお腹をなでるBさんを見て、これほど美しい女性がいるんだろうかと思いました。
子を宿した女性は、きっと何よりも美しいんでしょうね。
最大の愛を心に宿し、最愛の子を腹に宿し。
あんなに柔らかい表情で笑う。
そんなBさんとYさんのお顔を見れただけれでも、東京に来たかいがありました。
つづく