にじいろかぞく交流会 3 | ARCOBALENO!

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カラフルで、ハッピーな、日々を!

…過ごしたいものですね。笑

【にじいろかぞく交流会 1からお読みください】

引き続き、感想めいたものを。

つぎに少し、精子バンクについて。

こちらは、知人・家族からの精子提供に比べて、子父さんの存在が、見えにくいもの。
見方によっては、見えないもの。

かな、という印象。

こちらは、すでに出産されて、子育て真っ最中な、Qさんにお話を伺いました。

上記で、子父の存在が見えないとは言ったものの、子どもが18歳になると、子父さんのプロフィールを公開するシステムなんかもあるようで。
まったく見えない、存在しない、というわけではないです。

精子バンク云々については、わたしがあざとく語るよりも、Qさんご自身のブログに、ものすっごい詳しく書いていらっしゃるので、そちらをおすすめしたいのですが、許可をとっていないので、今度Qさんにコンタクトをとって、載せたいと思います。

ちなみにわたしは、まだ全部読めておらず…
今、夢中になって読んでおります。


Qさんの娘さんは、天使と見間違えるほどの、かわいいお子さん。
もう…
なんて愛らしいんでしょうか!

とても健康的で、きらきらと光る笑顔が、まぶしかったです。
愛情を一身に受けて、育ってきたのがよくわかりました。

あとの食事の際に、QさんのパートナーTさんがいらしてくださったのですが。
3人そろった姿を見て、泣きそうになった話は、またあとで。



ヘテロセクシャルの人だけでなく、LGBTの人たちの中にも、LGBTがこういう形で子どもを授かることに、否定的な人もいると思います。

それは、個人の自由でもあるし、それを説き伏せてどうこう…なんて思いもしません。

ただ、この会でお会いした方は、マイノリティの中でも、ほんとうに少数の人たち。
あとで、OさんのパートナーAさんに伺った話では、日本で何人いるか、というくらいの少なさ。

そんな方たちを、わたしたちが、応援できないのは寂しい気がするのです。


そして、わたしたちの世代に、もっともっと知ってほしいと感じました。
事実、このような形をとって、子どもを授かり育てている人がいること。

決して安易なことではありません。
だけど、「可能」なのだとわかったとき、わたしたちは少なからず、選択肢の一つとして、自分の人生に起こりうることとして、子どもを持つことを現実的に考えられるんじゃないでしょうか。

実際、わたしはそうでした。

子どもがほしい!と強く願うわけではありません。
ただ、将来を選択する上で、「子ども」という選択肢があること。

それは、それを選ばなくとも、心に余裕をもたせてくれました。


いつか、LGBTの人たちが、自分の将来を選択するときに、当たり前に「子ども」という選択肢を持てるよう、そんな願いを込めて、今回のことをブログに載せてみました。