紫陽花 | arianの小部屋・遺族のブログ 

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~虹色の変容へ~
夫の自死と向き合い22年。
日常で気付いたことなど、気の向くままに書いて
いきたいと思います。気持ちが少しでも温かく
なれたらと願っています。

 
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あじさい紫陽花の蕾が開きました。

紫色は慈愛を表す色。

和みますねー。

 

先日、祖母の法要がありました。

祖母はとても信心深く、強く優しい素敵な女性でした。

住職さんは、生前の祖母の姿を偲び、戒名のことばの意味を一つずつ改めて教えて下さり、有難かったです。

 

祖母も、空の上で、微笑んでいたことでしょう。

 

住職さんが仰っていたことばです。

人が生きていく上で知らねばならぬ3つの命題があると。

・人は何のために生まれ、どう生き、何を残すか。

・亡くなるとどうなるのか。

・亡き人にどう向かいあうのか。

 

人それぞれの考えや、宗派によっても違うかもしれないし、

何が正しいのか、誰も決められないこと。

何のために・・・?

一生わからないかもしれないけれど。

 

ただ淡々と「自分を生きる」。

「亡くなって肉体はなくても魂は永遠に残り」

「愛する気持ちを捧げ、祈る。」

ということなのかな。

 

主人は志しなかばで、

さよならをしたかもしれませんが、

その時、必死に生きていてくれたのなら、

それでいい。

 

仏教には「五眼」という教えがあるそうです。

物事や心を見定める5つの眼があるという、五眼。

 

・肉眼(物の形態や現象が見れる人間の目)

・天眼(現象の奥にある目には見えないものや、先が見通せる洞察力の目)

・慧眼(執着による苦と迷いの根源を明らかにできる目)

・法眼(生きとし生けるもの全ての苦厄を減じ、慈しみの心を持つ菩薩の目)

・仏眼(上記の4つの目を全て兼ね備える仏の目)

 

この五眼を現代社会の世相や自然現象に照らして、どう考えるのか。

自分の気持ちに正直に聞いてほしいと、仰っていました。

 

あなたの笑顔で幸せになる人がいます。

あなたの優しさで希望が湧く人がいます。

           (浄永寺だより。より)       

 

深いおことばでした。

有難うございます。

 

絶望の暗闇の中にも必ず光があると信じています。

 

 

あじさい あじさい あじさい あじさい あじさい あじさい  

 

6月~7月の間に

横浜市内にて、ときさん

遺族会を開催します。

 

詳細はまたお知らせします。

皆様にお会いできることを、

繋がりいくご縁を大切にしたいと思います。

 

 

 

{1319CC50-F55A-4A9F-BB68-DD75AAD1B760} 少しずつゆっくり