紫陽花の蕾が開きました。
紫色は慈愛を表す色。
和みますねー。
先日、祖母の法要がありました。
祖母はとても信心深く、強く優しい素敵な女性でした。
住職さんは、生前の祖母の姿を偲び、戒名のことばの意味を一つずつ改めて教えて下さり、有難かったです。
祖母も、空の上で、微笑んでいたことでしょう。
住職さんが仰っていたことばです。
人が生きていく上で知らねばならぬ3つの命題があると。
・人は何のために生まれ、どう生き、何を残すか。
・亡くなるとどうなるのか。
・亡き人にどう向かいあうのか。
人それぞれの考えや、宗派によっても違うかもしれないし、
何が正しいのか、誰も決められないこと。
何のために・・・?
一生わからないかもしれないけれど。
ただ淡々と「自分を生きる」。
「亡くなって肉体はなくても魂は永遠に残り」
「愛する気持ちを捧げ、祈る。」
ということなのかな。
主人は志しなかばで、
さよならをしたかもしれませんが、
その時、必死に生きていてくれたのなら、
それでいい。
仏教には「五眼」という教えがあるそうです。
物事や心を見定める5つの眼があるという、五眼。
・肉眼(物の形態や現象が見れる人間の目)
・天眼(現象の奥にある目には見えないものや、先が見通せる洞察力の目)
・慧眼(執着による苦と迷いの根源を明らかにできる目)
・法眼(生きとし生けるもの全ての苦厄を減じ、慈しみの心を持つ菩薩の目)
・仏眼(上記の4つの目を全て兼ね備える仏の目)
この五眼を現代社会の世相や自然現象に照らして、どう考えるのか。
自分の気持ちに正直に聞いてほしいと、仰っていました。
あなたの笑顔で幸せになる人がいます。
あなたの優しさで希望が湧く人がいます。
(浄永寺だより。より)
深いおことばでした。
有難うございます。
絶望の暗闇の中にも必ず光があると信じています。
6月~7月の間に
横浜市内にて、ときさんと
遺族会を開催します。
詳細はまたお知らせします。
皆様にお会いできることを、
繋がりいくご縁を大切にしたいと思います。