台湾巨大地震と南海トラフ地震と川勝知事辞任とリニアと原発との関係 | misaのブログ

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台湾を襲った大地震 M7.7











静岡県知事辞任問題とリニア


先日、リニア開業延期の記事を書いたばかりだったので、2日にされた川勝知事の突然の辞意表明にはめちゃくちゃ驚きました。


●3/31のブログ記事↓


川勝知事は、2027年に予定されていたリニア開業が断念され2034年以降に延期となった事で、自分のやれることはやったと一区切りをつけたのだと感じました。


東海アマさんの記事にもあるように、相当な圧力があったのだと思います。



今回、持って生まれた身分差別の価値観を口走ってしまい追究されて辞任することになったのだが、本当に、差別発言が原因なのだろうか?


実は、川勝氏は、リニア問題にイチャモンをつけたことで、リニア建設の利権にかかわる、あらゆる人々から凄まじいバッシングを受け続けていたのだ。


誰もが、「川勝はバッシングに負けたか、強力なリニア利権関係者に脅されたのだろう」と考えているはずだ。


静岡県内南アルプス直下を貫く約11Kmのリニアトンネルは、大井川・富士川・天竜川水系水源地を貫いていて、地下水に高い圧力(水頭圧)がかかっているため、大井川水源が山梨県側に流出し、大井川の水量が減少する可能性があることに川勝知事は懸念を表明しているのである。


巨大なトンネル建設には、大規模な地下水水路流量変化が避けられないのは常識なので、水利権の観点から川勝知事が、静岡県の水資源確保に懸念を示すのは、まったく当然な知事としての責務である。


このことで、結果としてリニア工事が遅れたとしても、工事終了後に文句をつけても、ほとんど意味をなさないので、川勝知事が着工前に頑張るのは至極当然なことだ。


だが、リニアは安倍晋三とJR東海、葛西敬之の案件だった。


二人とも鬼籍ではあるが、この背後には竹中平蔵がいて、さらにダボス会議の存在も大きな影を落としている。


これは自民党による巨大な利権確保のための国策であった。


リニアは、新幹線の4倍の電氣を浪費する非常に不経済なシステムである。


さらに、リニア完成時には、100万キロワット級の原発稼働が必要になるといわれている。


一方で、リニア開通のメリットは、ほとんど確認できていない。


大深度地下駅しか作れないため、駅までの登降時間が往復10分以上と長いのだ。


仮に、品川名古屋間が所要時間40分としても、乗り換えを10分ずつと考えると、『のぞみ』が1時間40分としても、その差は約30分に縮まってしまい、リニアを利用するメリットは薄い。


葛西敬之は、のぞみとの運賃差を、わずか700円としたが、建設費が高騰した現在、それは絶対にありえない。


おそらく15000円を超えると考えるのが常識である。


結局、最初は物珍しさやインバウンド観光客の需要はあるだろうが、長期的には安定した経営は見込めない。


結局、沿線の狸や狐でも乗車させるのかと言いたくなる。


それでは、何のために不経済が約束されたリニア新幹線を建設するのかといえば、リニアの電力需要が、原発の増設根拠になり、新たな原発利権が生み出されること。


リニア推進勢力の背後に竹中平蔵がいて、竹中平蔵兄弟が保有する首都圏移転構想候補地(瑞浪市や鈴鹿市)をリニア新線が経由し、スーパーシティ=グレートリセット構想の巨大な利権が見えていること。


竹中平蔵が運営理事を務めるダボス会議の基本戦略として、全世界のエネルギーを原発電氣で一元化するという方針が見えている。


こんなわけで、リニア新幹線構想というのは、日本の原発利権や保守勢力の総意ともいえる事業であり、さらに背後にはディープステート本体といわれるダボス会議の戦略が存在している。


だから、それにイチャモンをつけている川勝平太知事に対しては、原発推進勢力が黙っていないわけだ。


保守の総力を挙げて叩き潰さねばならないという力が働いている。


その結果、とうとう川勝城が陥落したと考えるべきだと私は思う。


私個人の予想では、これから地球上は、2025をピークとした地殻変動期に突入し、日本の巨大断層である中央構造線、フォッサマグナ、そして隠蔽されている日本列島断層が激しい活動を繰り返すと思う。


リニア新幹線トンネルは、地球上でも有数の巨大プレート(ユーラシア・北米)境界を突っ切っている。


そこには南アルプス破砕帯という、数百万年の地殻変動の繰り返しによってグズグズに崩れた崩壊地帯がある。


リニアトンネルに近い鹿塩周辺にも、恐ろしい世界的規模の断層があって、日本の技術力の総力を注ぎ込んだ『青崩れ峠トンネル』は着工以来40年かけでも、あまりの崩壊の激しさに完成できなかったたとのニュースが出て私は強い違和感を抱いた。



おそらくリニアトンネルと同じ地質を経由しているので、リニアトンネルのメンツを立てるために、無理矢理開通させたのだろう。


だが、私には中央構造線の本格的活動が始まったとき、無事で済むようには思えない。

 

私には、リニア新幹線の電力馬鹿食いの不経済性や破砕帯トンネルの技術的困難さ、凄まじいリスク、それに原発電氣を推進する目的が見えている愚かな事業計画などを考えると、とうてい、これが新幹線のように期待され、役立つシステムになるとは思えない。


時速500Kmで走行中に、南アルプス破砕帯トンネルを通過した車両に何が起きるのか考えると、恐怖しか浮かばないのだ。


<抜粋終わり>




これまでも度重なる暴言で炎上してきた静岡・川勝知事が、ついに辞意を表明した。


今回の暴言は当然アウトだと思うし、多くの批判が噴出してしかるべきだと思うが、この”暴言辞任”を一番喜んでいるのは、リニア利権を握っている資本勢力なのではないか。


リニア利権者からすれば「よくぞ暴言してくれた」と大喜びだろうし、何の前触れもなく突然辞意を表明した様子を見て、「どこかから(命の危険を感じるほどの)よほど凄まじい圧力や脅しを受けたのか?」と感じた。


リニアのバックには自民党政治屋はもちろんのこと、大手ゼネコンや巨大投資家らが控えている。


実際、川勝知事が辞意を表明した途端にJR東海の株が急騰した。


今回の突然の辞任劇の裏に色々なものが隠されていそうである。


実際、リニアを開通させたところで、一般市民にとっては大したメリットもない(料金はバカ高くなるのが確実である上に、大した時短効果もない)ことが指摘されてきた。


環境破壊などのデメリットを踏まえても、国家や国民にとっては害になる部分の方が多いというのが実情だろう。


そして、ネット上では、川勝知事が差別発言の責任を取って辞意を表明したのに対し、これまで超ド級の差別発言やヘイトと繰り返してきた杉田水脈氏が、ろくな謝罪が全くないままに国会議員に椅子に延々と居座り続けている事態を批判する声が噴出している状況だ。



確かに、川勝知事が辞意を表明したのなら、杉田氏が議員辞職しないのは完全におかしい。


結局のところ、有力政治屋や巨大資本家、ゼネコンなどの権力層の利益のために川勝知事は辞任に追い込まれたということだろう。


この先、リニアを何としても開通させるため、新しい静岡県知事にリニア容認派が就任する可能性がある。


次の静岡県知事選が一体どうなるのかが見ものだ。


何としてもリニア推進の候補者を当選させるために、様々な裏工作が強力に展開されることになりそうだ。


<抜粋終わり>


リニア中央新幹線は、開通したとしてもほとんどメリットがありません。


ニュースなどでリニアが写る時は、山梨実験線での走行映像が使われており、多くの方は従来の新幹線のようにリニアは地上を走るものと勘違いしているのではないかと懸念します。


普通の新幹線より速くて便利なものは、早く開通してもらいたい、と思っている事でしょう。


ところがそれは大きな間違い。


リニアは運転手もいなくて、真っ暗なトンネルの中を浮かびながらずっと走るのです。


毎日リニアに乗ったならば、電磁波の影響を受け健康被害が甚だしいから、運転手を置かないのでは?と勘繰ってしまいます。


2013年9月にJR東海の山田佳臣社長(当時)は記者会見で「(リニアは)絶対にペイしない」と公言。


国土交通省も「リニアはどこまでいっても赤字です」と市民団体との交渉で語ったそうで、リニアは赤字必至の事業なのに、何故やめようとしないのか?


それは、リニアの先に原発利権があるからです。


リニア走行に必要な膨大な電力は、原発増設&再稼働が結びつくのです。


そして、3日に起きたM7.7の台湾巨大地震は、同じプレートにつながる南海トラフ地震を引き起こす可能性が指摘されています。


リニア開業の遅れを川勝知事のせいにしている方たちは、2034年までにもしも大きな地震が来た時には、川勝知事のおかげでリニア新幹線が開通せず、原発がどんどん再稼働していなかった事に感謝する事になるでしょう。


地震国日本において、巨大地震と原発・リニアは切っても切れない密接な関係上にあるのです。


リニアのトンネルの為に南アルプスのどてっ腹に穴をあけると言うことは、中央構造線という大動脈を切断することに等しいのです。


何が起こるか考えただけで恐ろしいです。


川勝知事の辞任のニュースが全国に知らされ、多くの方がリニア新幹線のデメリットの深さに氣づき、リニア反対運動に繋がればいいなぁと思っています。


川勝知事の後任に、もしリニア・原発推進派の人が決まったならば、やはり大きな圧力があった事が分かるのでしょう。


川勝知事のように、長年この圧力に屈しなかった人は、この先もう現れないかも知れません。


川勝さん、お疲れ様でした。


そして、ありがとうございました。