最近、早起きピラティスでお伝えしているのが
ピラティスをした後は、いま感じた心地良さをフィードバックしてみましょう
ということ。
「心地良さ」は脳的に見ると「反応※」です。
※ re:Action(リアクション)
脳的にいうとそれは
その瞬間に感じる反応なので
やがて消えてしまうもの。
つまりそれだけでは自分の中に
メモリー(記憶化)されないんですよね。
今朝Facebookのお知らせが上がってきた
3年前の今日の投稿に書かれていた説明が
分かりやすかったので以下に転記しますね。
脳の情報処理機能的には
─────────────
①フィルター
↓
②反応(リアクション):Happy
↓
③記憶(メモリー):Well-being
─────────────
なんです。
脳から見たHappyとは
ポジティブな情動を導く脳部位の活性や
神経伝達物質の放出によって
一時的に体内環境が変化したもの
つまり現れては消えていく「反応」。
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一方のWell-beingはそんなHappyの反応を
「記憶痕跡として蓄積(学習)した状態」
のことをいいます。
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「学習」により「Well-beingな状態」が
育まれていくわけなんですね✨
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ピラティスってまさに
Happyの反応を学習していく
エクササイズなんじゃないかな
って思います。
Happy(反応)とWell-being(記憶)のことですが
「心地良さ」についても同じことが言えます。
ピラティスで得られた心地良さは
ただそのときだけの反応として終わらせず
記憶痕跡として蓄積(学習)した状態まで
脳・神経の構造を変化させるからこそ
〝 have a whole new body 〟に至るのかと。
有名なピラティスさんの言葉です。
In 10 sessions you will feel difference,
In 20 sessions you will see difference, and
In 30 sessions you will have a whole new body.
ピラティスはHappyの反応を
学習していくエクササイズ
なので、何度もその反応を反復して
メモライズしていくことが必要なんですよね。
ピラティスをした後は、いま感じた心地良さをフィードバックしてみましょう
とお伝えしているのは、そんな理由から。
その日そのとき感じた心地良さを
ちゃんと言語化しておくことが
記憶痕跡として蓄積(学習)した状態まで
脳・神経の構造を変化させるための
プラクティスになるんです。
ピラティスは「コントロロジー(Contrology)」
=コントロールの哲学と名付けられていたとおり
神経系のエクササイズでもあります。
もちろんそれだけではないのだけれど
筋・骨格系に対し変化をもたらすためにも
いかに神経系にアプローチできるかが
実はめちゃくちゃ大事だったりするのです。
本当の意味で身体を変えたいなら
ピラティスで「鍛える」という概念から
少し離れて考えてみるといいかもですよ!
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