私だけのクリーム作り② 簡単に出来上がり! |   Aroma & Medical Herb 香草塾

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(公社)日本アロマ環境協会・アロマテラピーアドバイザー認定教室
ハンドセラピスト認定教室

手作りクリーム実践です。
20~30分もあれば完成ですよ。
揃えておくものはこちらです。
 
レシピ

・オイル 10グラム

・乳化ワックス 3グラム

・みつろう   1グラム

・グリセリン  2グラム

・水   13~14グラム

・精油  6~7滴

 

二つのガラスビーカーを用意します。

最近は100円ショップでも取り扱いがありますね、でもメモリは信用しないように。

そのため、必ず0.1g単位で計れる計量器で。「g」で計ります。

一つのビーカーは★オイル、乳化ワックス、グリセリン、みつろうを入れます。

もう一つは★水(芳香蒸留水あるいは精製水)を入れます。

今回はローズウォーターを使用しました。

オイルが分かりやすいように赤いオイル(紫根をマカダミアナッツオイルに浸出させたインフィーズドオイル)を使っています。
アロマショップで取り扱っているそのままのマカダミアナッツオイルでもホホバオイルでもOK。
 
★湯煎します。
鍋に水を入れ火にかけ、ビーカー2つを同時に入れます。
水が沸いてきて沸々してきたら弱火、または火を止めてもOK。
理由は、みつろうの溶解温度が約70度なので、水を沸騰させる必要がないからです。
芳香蒸留水から香りがしてきて、もう癒されてきます。
みつろうがしっかり溶けきるまで湯煎から出さないようにしてください。
すっかり溶けたら、湯煎から出し、
★オイルが入っているビーカーに水(芳香蒸留水あるいは精製水)をゆっくり入れて混ぜます。
分離しないように、最低でも10~15分は混ぜましょう。
オイルと水の温度が同じことも分離させずにクリームができるコツ、なので一緒に湯煎にかけるのです。
 
★人肌まで冷めてきたら精油を入れ、再び混ぜます。
しばらく混ぜたら出来上がりです。様子をみて分離しないようなら容器に移しましょう。
まだ乳液状であっても分離していなければ心配はありません。
温かいうちは乳液状でクリームにならないのでは?と心配になるかと思います。
しかし、容器に流しいれていくうちに温度が下がりクリーム状に変わります。
 
使った精油は・ローズウッドとラベンダー。どちらの香りも癒し。そして抗菌の力もあります。
精油を加えると、芳香蒸留水のほのかなハーブの香りは精油に溶け込まれていきます。
というか、精油の香りに負けて消えてしまいます、ハーブの香りを活かしたい場合は精油なしでもいいですね。
 
今回の容器はガラス瓶。ちょっとジャムみたいです。
保存料やを使ってないので、夏は冷蔵庫で保管したいところです。
また、使う道具はできる限りアルコールで除菌してからご使用してくださいね。