「もったいない」のモチベーション | あした、なに、できる? 〜42歳若年性認知症主婦の覚え書き〜

あした、なに、できる? 〜42歳若年性認知症主婦の覚え書き〜

若年性認知症患者本人のブログです。
宣告を受けた私の気持ちや状況やこれからの生き方の希望などを盛り込んだ覚え書きです。
出来る内に出来ることを積極的にして行こうと思ってます。

若年性認知症と言われてから、早一ヶ月。
最初の一週間くらいは、ただただ泣いていたような。


この所は毎日の家事に追われて、フッと思い出して合間に何か調べたり本を読んだり、、と、地道に患者活動⁉︎をしています。


私は、若年性認知症と言われても

こんな病気になってしまって、もう死にたい

とは、思いませんでした。


と言うのも、私は二十代から三十代に掛けて、ボーダーパーソナリティー障害でかなり荒れ狂っていた時期がありまして。。

自分に生きる価値が見出せなくて、毎日毎日死にたいと思って生きていました。
まぁ、「リアル太宰治」と言った所でしょうか。


三十代半ばにはパーソナリティー障害も寛解状態になり、遅い結婚をして、高齢出産もして、更に2人目をどうする⁉︎どうする⁉︎なんて、夫と不妊治療の病院を探してたら、なぜか若年性認知症との診断を受けたと言う、、。


なので、自分と言う柱が細いなりにもしっかり立っている今、病気を苦に死を選ぶと言う発想はないです。


そして、死んだ様に生きていたあの頃に比べれば、死に向かって加速して行くだろう今は、それ程苦しくもないのです。


更に、私はかなりリアリストな面があるので、例え確定診断が出ようとも、宗教やら占いやらに走ったりしない自信があります。

宗教や占いを否定する訳ではありません。
やりたい人はやればいいし、それについて否定もしません。
単に、私には合わないからしない、それだけです。


なにより、、やっとやっとで

私は生きていていいんだ
その価値があるんだ

と思えるようになったのに、もったいないとも思いますし。


せっかく、血反吐の中を這いつくばる様な思いをして障害を乗り越えて来たんだから、生きられる限りは生きよう。


そして、できれば、楽しく笑ってね。



ここ最近、漸くこんな風に考えられるようになってきました。


おしまい(・ω・)ノ