物静かな体育会系大食い少女
あまり喋らずなかなか感情を表に出さない。ひたすらに何かを食べている。小柄で華奢だが見た目からは想像がつかないほど身体能力が高く素手での勝負に長けている。エレハのヒモ。
【ロニカSTORY】
両親と妹となに不自由無い生活をしていたロニカはある日住んでいた村に古くから伝わる「100年に1度現世に姿を現す喰人様の夢を見た幼子を生贄とする」
という掟により、喰人様の夢を見てしまい生贄となることが決定してしまう。
生贄となる人物は夢を見た半年後に生贄を捧げるための儀式をやる決まりになっている。
そしてその半年間は村人に災いがふりかからないように村の地下で過ごす、という決まりになっていた。
毎日こっそり地下へ遊びにくる妹と時々入れ替わって外へ出て過ごし運命の日を待つロニカ。(この時ロニカの家族は村の人々の洗脳により掟に背く考えや死への恐怖が取り除かれている)
入れ替わって村の外れに遊びに行った時、研究で村に訪れていたエレハと出会う。
出会った時は妹の格好をしていたため、後に本物の妹が村の外れに行った時にもエレハと出会う。
前にエレハとロニカが会っていたと妹は知り、エレハは姉妹共通の友達となる。
............
そして儀式の日が訪れるのだが、儀式の為の準備を1人でしていたロニカは妹に話があると呼ばれる。
話の内容は「最後に2人で入れ替わりたい」というもの。
儀式までまだ時間があったのでロニカは承諾し、妹の姿でしか外に出れないためもう会えなくなるエレハにお別れを言いに行った。
会いに来たはいいが様子がおかしいエレハにロニカは疑問を抱く。
しばらく雑談をした後お別れを言おうとしているといきなりエレハは泣き出してしまう。
涙を流し謝罪をしながら「村に戻って」と必死に言うエレハに従い嫌な予感を抱きつつ村へ戻ると.........予定より明らかに早く儀式が始まってしまっていた。
そして周りには手を合わせ涙を流している村人。
儀式の前にロニカと入れ替わった妹は本人がいない間に村人に儀式を早めるよう言いロニカの代わりに喰人様の生贄になってしまっていた。
生贄になるはずのロニカがいない間に全てが終わってしまっていた。
儀式が終わり家へ帰っていく村人の流れに逆らい儀式があった祠の中へ入ると、手紙を見つける。
【さいごのおねがいきいてくれてありがとうおねえちゃん
わたしもしょくじんさまのゆめをみたの
ゆめをみたらおまじないがとれちゃったみたい
ゆめをみれたからわたしがおねえちゃんとこうたいします
エレハちゃんのことおこらないでね
ばいばいおねえちゃん だいすき】
洗脳が解けていくロニカはただその場にうずくまり泣くことしかできなかった。