私が支部会員の習字研究社は成人三段から古典をガンガンやります。創作は癖のある書風や遊び細工なしです。
だから歴史の浅い調和体はまだありません。
習研は、師は古典、習字とTHE古典。書の研究道です。
教育の方向性から「日本習字」を出て独立した習研会長が「日本習字研究社」を創立、「日本習字を研究するの？」と紛らわしい為「習字研究社」と変更したという珍事があったそうです。現 （株）習字研究社 です。
創立41周年 第35回展
成人 漢字一科の部 創作 臨書
奨励賞のページ一部
今日は車中ランチ。大事な用事で、いままで今日の雪の具合を警戒してきましたが、今日は本当に「良いお天気」で道路もバッチリでした。
「師は古典、習字とTHE古典」奇抜さや見せ方より、古典の技法を今の自分に生かし創作にすることの難しさと対峙するのが常です。
書の道に終わりはない、といっても人はいずれ死にますから、書けなくなる日がきます。
最期の書が自分の到達した書風であり遺り、書人のゴールであれば素晴らしいことではないでしょうか。
