やまからきた ぺんぎん | アトリエぽーぽー

アトリエぽーぽー

『アトリエぽーぽー』は、創作を楽しむ絵画教室。
講師あけやまひかるは、お月謝袋やレターセットなど、クラフト製品の販売も行っています。
このブログは、生徒さんと保護者さまへ発信していますが、
絵や工作について、みなさまのご参考になれば幸いです。

マロンちゃんの講習日ですが、体調不良でお休みになりました。
心配

読み聞かせに選んでおいた本のご紹介です。

{A20B9549-5D5B-4F75-8194-AC98F4071DFB}

山奥にぺんぎんがひとりで住んでいました。

川で魚を取って、食べていましたが。
毎日、毎日、魚ばかりでうんざり。

あー。かき氷が食べたい。

ぺんぎんは、人間の子どもに変装して、町に下ります。
山とは違う暑さに、汗を流しながら、やっとかき氷屋さんを見つけました。

おいしい!

何杯も何杯も、おかわり。

あー、ごちそうさま。
やや? お財布がない。
あわてるぺんぎん。
が、お店のおじさん、実は最初から、人間の子どもではなく、ぺんぎんだと気づいていたんですね。
お金はいらないと言ってくれます。

それでは気が済まないぺんぎんは、おじさんのお店で働きます。
ぺんぎんが売るアイスクリームは、おもしろいようによく売れ、商売繁盛。

ぺんぎんは冷凍倉庫に住み込みました。
ぺんぎんにとって、ちょうどいい冷たさ。

そんな毎日でしたが、ある晩、ぺんぎんは、車で誘拐されてしまいます。
アイスクリームを売るペンギンなんて珍しいですからね。
どうやら売り飛ばされるみたい。

「お金が欲しいの? 倉庫へ行けばもっとたくさんお金があるよ」

ぺんぎんは、どろぼうを冷凍庫へ案内します。

そして、鍵をかちゃん。

どうぼうは、寒くてがたがた震えていますが、ぺんぎんはへっちゃら。

こうしてどろぼうを捕まえました。

魚と森が恋しくなったぺんぎんは、山へ戻る決意をします。
おじさんがくれた、ぺんぎんへのおみやげは、かき氷を作る器械。

これで好きなときにかき氷が食べられますね。