常識のない専門家達~放射線技師と管理栄養士~ | 内部被曝、放射能問題、原発事故、地震、津波についての情報ブログ

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<提言>内部被曝と外部被曝は危険性が全く違います。屋外を外出する場合は、マスク等を着用して放射能を内部被爆しないようにいたしましょう。
東京や関東、東北の放射能が高い場所では、マスクやゴーグルを着けることで内部被曝を最小限にすることができます。

知り合いの放射線技師に、福島第一原発の事故後すぐに連絡をとり、対策など含めた放射能について、相談した。

大丈夫。あのレベルなら安心して。心配なら海藻を食べて甲状腺に放射性ヨウ素が貯まらないようにとの助言があった。それ以外に特別なことはなにもしなくともいいとのこと。

しかし、他の放射能の専門家に相談したり、放射能の測定に立ち合うなかで、見えてきたことがあった。

知り合いの放射線技師は、内部被曝について無知であることに気がついたのです。放射線のことは、専門家だから知っていても、内部被曝の危険性については、ほとんどどころか、全く知らないことが会話からわかってきたのです。

内部被曝対策?!何それ、マスクなんかしてないよ。大丈夫だからするわけがないよ。

実は知り合いの放射線技師の勤める会社は、福島第一原発から100キロ程度の距離であり、会社の昼食では、ホットスポットと言われている地元の野菜を普通に食べているし、水だって普通に水道水を飲んでいるし、特別な内部被曝対策をしていないとのことだった。

駄目だこりゃ。どこが放射能の専門家かと疑うしかなかった。内部被曝については、無知。素人以下の知識しかないのだから。

よっぽど東京に済んでいて、門外漢の自分自身が、内部被曝を福島の事故後から学んでいる方がまだ、信用できると感じた。
使えない専門家だ。命がいくつあっても足りなくなる。

また、別の機会に、東海地方に住む知り合いの管理栄養士に放射能に汚染されている食材は、福島や関東、東北だけでなく全国規模の汚染になりつつある。

なるべく西日本や九州の野菜や肉、牛乳、乳製品を使うべきだと進言したら、地産地消するし、自分の子供にも今までと同じような食事を出すとの返事だった。

原発事故が起きる前の話しなら、美談として素直に返事を受け入れることができたが、今は原発災害という国難の時だ。

自分自身はやはり内部被曝を知れば知る程、呼吸、水、食べ物は真剣に対策をすべきと考えている。

この管理栄養士さんにしても内部被曝について無知であり、危険性の認識はないに等しい。

肉牛にセシウムがまぎれて全国規模の問題が起きていても、放射能は他人事なのであろうか?!

東海地方のお茶からもセシウムやヨウ素が入っていることも理解しているはずなのに、他の野菜なども汚染されているとは考えないのだろうか?!

やはり常識で判断してもおかしい。矛盾していると思うしかない。

今の日本政府では、利益相反な内部被曝対策を推し進めることは、完全に不可能に近い。

誰かが内部被曝対策をしないと手遅れになる。