今回は、商品の委託販売です。
委託販売には、まず前提として2つ視点があります。
・委託者(委託する側)
・受託者(委託される側)
ですね。
今回は、委託する側の視点で考えてみます。
委託販売については、順序としては概ね下記の通りになるかと思います。
①委託者が仕入れた商品を受託者に送る
(「積送」といいます)
②受託者が商品を販売する。
③受託者から委託者に販売出来たと連絡が入る
④受託者から、必要経費が差し引かれた売上金が送金される
⑤売れた商品の分だけ、売上原価に加える
(④で出てくる必要経費とは、商品の送料とか保管料とかをイメージしていただければと思います。)
ちなみに、今回使用する勘定科目は下記の通りです。
・積送品
・仕入
・積送売掛金
・積送諸掛(販売を委託するにあたってかかった費用。保管料や販売手数料など)
・積送品売上
これをまとめるとこんな感じになります。
今回はこの辺で。