たぶん俺は「自分には関係ないこと」や「自分の考え方とは違う」とか「望んでいない可能性や未来」
について、人よりも多く無視してきたタイプの人間だと思う
バンドをはじめた頃は、その望んでない未来や納得できない常識(という名の屁理屈含め)とかに縛られたくなくて自分の考え方とそれに関係する世界だけで生きていきたくて、そっちに目を向けることで精一杯で
嫌っていたそれらを「無視」しているという自覚なんて全くなくて、ただ反発するみたいに自分の行動や関心を思うようにやってきてた
自覚のある無視と、自覚のない無視を区別する必要なんてのはこの際あまりないんだけど
無視することで知らず識らずの内に大切な誰かや何かを裏切っているのと同じようなことになってしまっていることってのがあると思う(あった)
だからこそなのか、昔の自分からしたら意に反してなのか、
今では何もしていないことや何かしたことで誰かや何かを裏切ってしまっていないかって、いつもすごく気にしてしまう
自分にはわからないことで、誰かが怒っていたとして
急に自分に対して何かキレた感じで絡んでくる人がいたとして
全く身に覚えがなかったとしても、その「身に覚えがないこと」がその人を怒らせてしまってるんじゃないかとか
身に覚えがないけど何かしちゃってたんじゃないか、、とか
色んなことを気に留めず無意識に無視してきた俺は実際に言われてみたらめっちゃすみません案件が過去に多々あった
だからすごく気にしてしまう
どうも、気にしいな千野です
これから先はきっとそういった知らず識らずが意識しなくても目に見えてしまうようになる気がしている
人の沸点は人それぞれだし、裏切りの定義も人それぞれ
信頼があるから裏切りという解釈が生まれるけどその信頼っての自体とても曖昧にとても不可思議なタイミングや理由で人は抱く
それも勝手に抱いたりもする、勝手な想像で
それで勝手に裏切られたー!わー!ってなる(場合がある)
もしそういう事例だったらそんなの気にしない方が良いはずなんだけど
気にしい族からしたら「理屈はわかってるけど、それどうやるの??」ってなってしまうし
で、勝手にとかじゃなくて自然に当たり前にお互いに何度も確かめあって生まれた、大切にしている相互的な信頼があったとして、それでも裏切りは起きる
当たり前に起きる
それが無視や何もしなかったことから意図せず起こってしまったことだとしたらそんなに怖いことはない
この思考は堂々巡りで考えすぎること自体めちゃくちゃ不毛なんだけど
もっとシンプルでいいはずなんだけど
もしかしたらこの気にしい族的な性質に助けられることもあるかもしれない
今、ライブハウスやバンドは首の皮一枚のところでギリギリなんとかしようと耐えている
俺たちにバンドを教えてくれたあのバンドも、やり方も仲間も環境も与えてくれたあのライブハウスも
やってきた今までに意味を与えてくれたみんなも
裏切れねえよなあ
だから無視できない
全部コロナの所為にするのは簡単
でも、コロナの所為にして何もしなかったら、それを選んだのは自分
「こんな状況でも何かできるかもしれない」っていう可能性を無視しない
来月、いいことあるから待っててね
じゃあ、またね
===========
New Single「オリオン」 2020.03.13 Release
01. オリオン
02. 透明
今後の予定など詳細は公式WEB SITEにて
公式ONLINE SHOPでも買えます。
ONLINE SHOP(通販)はこちら
「オリオン」Music Video
千野が本気で答える匿名&非公開のお悩み相談はこちら