こんにちは。
アーユルヴェーダセラピストの小林です。
〇〇の秋。
皆さまは〇〇にどんな言葉を入れますか?
食欲の秋、
読書の秋、
スポーツの秋、
ファッションの秋。
人によって様々な言葉が入ると思います。
それにしても、秋は食べ物が美味しい!
綺麗な紅葉がピッタを刺激して食欲を誘うし、秋はほんと罪深い。
そんな季節柄ですが、
なんとなく体のだるさを感じる方は食事のあり方を見直してみましょう。
体のだるさを感じる原因はいくつかあって
多くはヴァータの乱れによる影響だったり、
不要な老廃物が体内に溜まっている状態です。
不要な老廃物とは、言ってみれば体内の生ゴミ。
体内の生ゴミ・・。
聞いただけでゾッとしません?
私はこうして書いているだけでゾッとします。。
では、生ゴミを溜めないにはどうしたらいいでしょう?
それは、生ゴミを出さないだけの消化力が体にあること。
つまり、自分の消化力に見合った食事をするのが
体を綺麗に保つ=健康でいる方法です。
ご長寿の方に
「長生きの秘訣はなんですか?」という質問をしている場面をテレビなどでご覧になったことがあると思います。
すると、
「ステーキを食べます。」と答える方がいるかと思えば
「粗食にしています。」と答える方もいますね。
さすがですよね。
これってどういうことかと言うと、
自分の消化力をよくご存知で、ちゃんとそれに見合った食事をしていらっしゃるのです。
そして大体、食事のスピードはゆっくり。
脳がお腹いっぱいだと認識するには30分かかると言われているので、
ちゃんと胃の状態と頭の認識が一致する時間をかけていらっしゃるんですね。
ちなみに、103歳で亡くなった私の祖父は
ステーキとうなぎが好物で、量は少なめだけど1時間以上かけていました^^
インドでは
「口を制するものは心と体を制する。」と言います。
口は言葉を発する場所であり、
食事という行為で自然と生物を繋げる場所でもあります。
食事の内容や量、摂り方を意識してみる、変えてみるとは
体と向き合い、行動をコントロールすること。
食事を変えると、心もまた変化していくので
発する言葉も変わってきます。
「口を制する者は心と体を制する。」
今回は秋なので食事のお話に寄りましたが、
深い言葉ですよね^^
1回1回の食事を大切に、素敵な秋をお過ごしください⭐︎
今日も皆さまの美と健康をお祈りして。