応用は基本が出来てなければ、難しくなります。
しかし、基本が出来ていればかんたんです。
前回の記事の練習方法でゴール下の話を
しましたが、このゴール下をきっちりと
出来る人は意外と少ないです。
ゴール下がキッチリと出来なければ
当然、ロングシュートの確率は悪くなります。
わたしも中学の時はゴール下はよく外しました。
よく10回連続出来なければ、最初からとか
やらされました。
最後はふらふらになって
そんな状態ではシュートも入るわけもありません
ですから、その練習は永遠に続くかとおもいました。
高校に行ってからは上級生が「おまえらをシゴキく」
とよくルーズボールをやらせれました。
わたしはそんな先輩に反発して
先輩たちに負けるまいと思い
全力で立ち向かいました。
たとえば悟空のように
辛い修行も乗り越えてこそ
新しい技を会得していけるのです。
そうするとルーズボールを後一歩で
こぼしていたボールを
拾えるようになってきました。
ボール際での
後一歩が、2歩ぐらい出るようになってきました。
「お前らシゴキやルーズボール10本連続や」
しかし、わたしは10本連続取りました。
１１，１２、１３と取りました。
そして、シゴかれているのは他の同級生でした。
わたしにとってルーズボールやゴール下の
連続10本は普通の練習になったのでした。
そうすると試合では相手に競り負けることが
無くなりました。
それにシュートも外すことが少なくなりました。
わたしの経験ではゴール下が安定して
出来るにつれて、ロングシュートも
安定してきました。
わたしはよく安定という言葉を使いますが
ロングシュートはフォームが安定してなければ
入りません。
その第1歩がシュートする前の
構えです。
これはシュートの土台といえます。
この土台が後の動作に影響します。
この最初の土台が安定しなければ
どんなに正確なシュートを打つ技術が
あっても入りません。
まず大切なのはバランスです。
この段階で体のすべての感覚
をゴールに集中するのです。
たとえばヒョウが走り出す前のように
しなやかな構えです。
この構えからシュートはもちろん
少し、重心を変えればドリブルやパス
へ移行も出来ます。
スタンスは肩幅ぐらいに広げ
体重はつま先よりです。
バスケットの場合オフェンスは
すべてつま先よりになると思います。
利き手側の肩とつま先がゴールと一直線になり
やや前に出します。
腰はゴールに正対し両脚のつま先は
ゴールを向きます。
両脚の膝は曲がった状態で
いつでもスタート出来る状態です。
そして、目はリングから離しません。
その目はゴールを狙う目です。
ただ見るのではありません。
だからシュートが入るのです。
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