小学生がバスケの練習をしていました。
様子を見ているとシュートの練習を
しているのですが、全員我流で
とても入るようなフォームではありませんでした。
ボールの持ち方もでたらめで
シュートの時の持ち方も親指を立てて構える子が
ほとんどでした。
見かねた私は彼らに声をかけてみると
全員私のところに集まって直ぐに仲良くなりました。
全員ミニバスの選手だそうです。
そして、シュートのフォームの指導をしましたが、
なんと5分もかからにうちにマスターしてしまったのです。
私のシュートの動作をマネるだけでなく
私のシュートのリズムもマスターしたのです。
これには私は驚きました。
各個人には少し修正することは必要ですが
基本的なフォームは出来てしまいました。
完全に私の云うことを理解したようでした。
ほんとに子供は素直で
まるでスポンジに水がしみ込むように
出来てしまいました。
しかし、1人だけ出来ない子がいました。
どうしても肩で担ぐように投げてしまうのです。
そして両手でも投げたりです。
壁に向かってのドリブルをさせてみたのですが
一投目は片手で出来るのですが
二投目からは両手で投げてしまいます。
仕方がないのでこの壁ドリブルを
出来るように練習することを約束しました。
次回私が公園に行った時にまた指導したいと思います。
このように公園で指導していると
1人の少年が飛び込んできたのです。
その少年のシュートフォームはきれいで思わず
君は上手だねと褒めました。
しかし、よく見るとその少年は私が1週間前ぐらいに
指導した少年でした。
この少年も肩で担いで投げるようなフォームでしたが
私の指導で理想的なフォームになりました。
もう、完全に自分のフォームにしていたようです。
これにも大変驚きました。
この子を教えた時も5分もかからなかったと
思います。一瞬この子は天才かなと思いました。
この時に使ったボールは軽い風船のようなボールで
これが良かったのかもしれません。
軽いボールで練習するので、ボールを投げる
気持ちが無くなるので、力むことなく
正しいフォームを身に付けることがで
きたのだと思います。
でも小学生は天才ですね。
しかし、この子たちは今まで我流で練習
していたのです。
これにも大変驚きました。
彼らの今までの練習では上達は望めません。
どうも適切な指導者がいないみたいです。
私はこの子たちを放っておけないという
思いに駆られ使命感すら感じられました。
以前からミニバスの指導を依頼されていたのですが
時間が無いので断っていました。
しかし、今回の事で少し無理をしてでも
ミニバスの指導を承諾してもいいかなと
考えています。
先日ある高校生を数人指導する機会がありました。
彼らのシュートは
全体的に同じようなフォームで打っていました。
フォーム自体は悪くないのですが
よく外していました。(^^;
どうも最初の構えに問題があるようでした。
最初にボールを腰の位置で構えるのですが
シューティングハンドが右の場合
身体全体が右に傾いているのです。
右の脚から手のラインを意識しているのでしょうか？
重心が右に偏りすぎです。
これを指摘したのですが
どうも違和感があるようで
直ぐには直せないようです。
他にも細かいところがあるのですが
あまり一度にたくさんの事を言っても
出来ないでしょう。
前での小学生とは対照的でした。
ある程度形が出来ていると
その修正は難しいようです。
ただ彼らのシュートフォーム全体は
悪くありませんので少し修正するだけで
かなり良くなると思います。
以前このブログで説明しましたゴール下ですが、
このチームのエースと思われる子に、このゴール下の
練習方法を教えて、「これ10回連続できるか？」
そして「ゴール下が入らないのにミドルや
ロングシュートが入るわけないやろ！」
と言ったら、ムキになって練習しだしました。
すると3本目ぐらいからふらつき始め
それ以上は出来ませんでした。
今度私が行くまでにやれるようになって
おくと言っていましたので楽しみです。
たぶん1週間ぐらいでは出来ないと思います。
しかし普段からこの練習を取り入れると
かなりシュートは安定するでしょう。
彼のフォームは他にも修正点はありますが
このゴール下の練習が10回ミスなく
出来る頃には彼のシュート力は
飛躍的にアップすると思います。
この子は優秀なシューターになる可能性があります。
私はこのチームのメンバー全員がシューター
になれるようにアドバスしたいと考えています。
今度彼らに会うのが楽しみです。
最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。
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