悟空の個性 | センス身体能力不要、バスケットボール部万年補欠の選手が、30日で県内一のシュートマシーンに変貌し、スター選手に成る一発逆転上達法

センス身体能力不要、バスケットボール部万年補欠の選手が、30日で県内一のシュートマシーンに変貌し、スター選手に成る一発逆転上達法

万年補欠の私がある日をキッカケに、シューター兼フォワードとし
目覚め、キャプテンになった私のチームは勝ち進むことが出来ました。そんな私がシューター兼フォワードとして上達した方法をお伝えしていきたいと思います。

選手を型にあてはめたがる指導者も結構います。
私も一時そのような指導をやりかけた
ことがあります。


私の後輩に身長160cmぐらいで
体重80kgという選手がいました。

体重が80kgというのは太ってるわけではなく、
マッチョな体をしていたのです。

私は彼にとても期待しました。

肩も強くパワーは有り余るほどありましたので
シュートがよくオーバーすることがありました。
シュートだけでなくロングパスもよくオーバー
しました。

そこでシュートは高く上げるように指導しました
ところがとても高く上げるようになって
しまったのです。

普通45度ぐらいが理想とされていますが
彼の軌道は高くおそらく50度は超えていた
思います。

私は少し高く上げすぎのように感じましたが
シュートは入っていましたので
そのまま何も言いませんでした。

有り余るパワーを高く上げることで
距離をコントロールしやすくなったようです。


私がフォワード兼シューターということもあって
彼にも私のスタイルを押し付けようとしたことが
ありました。

彼はドライブ出来るチャンスがあっても
シュートしてしまうの不満でした。

もっと積極的にドライブするように
言いましたが、どうしても出来ないようでした。

どうも彼に対して期待しすぎたようです。

私はそれ以上無理維持せずに
彼をシューターとして育てることにしました。

しかしシュートの事はほとんど何も言うことが
ありませんでした。

もう一人身長が170cmぐらいでやや
細身の選手がいました。


彼は私に憧れてバスケ部に入ってきたので
私の言うことは素直に聞いてくれると思いました。

しかしとても頑固な奴でした。

彼のシュートは逆に低くライナーで
飛んでいきます


手首のスナップがとても強く
指先で引っ掻けるようの
手首だけで打っている感じです。

彼にもう少し高く上げるように
言ったのですが直りませんでした。

しかしよく考えると手首だけで打っているのは
意外と方向性がいいのです。

時々リングの奥に当たって外すことがありますが
容認することにしました。

その代り彼は積極的にドライブできる
プレーヤに育ちました。

後にこの2人はいいコンビになってくれました。

私は両選手にボールを高く上げるように
指導したのですが、まったく正反対の
結果になりました。


このように同じ指導をしても
個人によっては違う結果になるのです。


それを無理に型にあてはめると
その選手の個性が無くなるだけでなく
混乱するでしょう。

以前スカイプ相談で
シュートが入らなくなったと
相談を受けました。


その理由を聞きますと
コーチが3回変わり

その度に違うことを指摘されて、
フォームを変えてしまったら
入らなくなってしまったのです。


最後には何が何だか分からなく
なったそうです。

シュートが入っているのでしたら
フォームは変える必要はないのです。


メンタルスキルの中でも個性と信念を育てる
スキルこそ、あなたを一流のアスリートの
領域に到達させる大きな武器になります。

あなたと同じ体格や骨格を持った人間は
存在しません。

あなたと同じ考え方や感情を持った人間も
存在しません。

まわりの人間に影響されるのでは無く
自分のやり方を貫く。それが個性となって
現れるのです。

イチロー選手はプロになってからは
1軍と2軍を行ったり来たりする
平凡な選手でした。


彼がスランプになった時に
コーチがこう言いました。
俺の言うことを聞いたら1軍においてやる
それが嫌なら2軍に落ちろ!!


すかさずイチロー選手は「聞きません」と言って
率先して2軍の合宿にいきました。

イチロー選手は自分の宝であるバットスイングを
無責任に変えられるのが耐えられなかったのです。

この話は有名ですね。

私たちはともすれば、簡単にコーチ言うことを
うのみにし、自分がこれまで時間をかけて築いて
きたものを変えてしまいます。

しかしこれでは個性を発揮することはできません。

実は私は左利きです。
私はみんなが両手でシュートできるように
練習しているのを見て自分も右手で
シュートを練習していました。

ところがそれを見た顧問の先生が
私に言いました。

「平野、お前は左に徹しろ!!」

とバスケに限らず他のスポーツでも
左は有利ですね。

それ以来私はどんな場面でも
すべて左で対応することが
出来るようになりました。

しかし基本は大事です。
これをふまえた上で目いっぱいの個性を
発揮するのです。


以前、守破離というお話をしましたね。

信念を貫くこれも勝者の仲間入りをするための
大事な考え方です。

逆境に強い選手になろう

スポーツの世界では圧倒的に勝つことより
敗けることの方が多いのです


順調に勝ち上がってきて
最後にチャンピョンに敗れると
それまでの勝利を帳消しにするどころか
挫折感にさいなまされることになるのです。

逆境に見舞われて落ち込むだけの選手になるのか
逆に負けた試合を肥やしにして成長できるか
この違いはとても大きいです。

状況がどうであれ、自分の定めた道を貫き通す。
その過程で自分の独自性を発揮しつつ、
フォームの改善や練習方法などを改良をしていきます。

自分の定めた道を貫き通せば、
どんな結果になったとしても
後悔しない。

これこそ信念を貫く真のアスリートの姿なのです。

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