選手をやる気にさせる事でした。
「おまえらマジメに練習すれば優勝もできるよ」
と言っても
「またまた監督上手い事いって」
と信じてもらえませんでした。
私は本気で言っていたのですが・・・・
このモチベーションが無ければ
何を言って、どんな練習をさせてもダメです。
モチベーションが低いと少し苦しい練習をしても
直ぐに弱音を吐いてしまいます。
これではいくら練習を重ねても
上達は望めません。
このモチベーションをいかに高く保つか
それがバスケの上達のカギがあります。
このモチベーションが高いと
あらゆる練習にも積極的に取り組むことは
もちろん、自分自身のレベルをアップするために
あらゆる努力を惜しまないでしょう。
このモチベーションを高めるためには
高い目標を設定することです。
一段高い目標です。
たとえばあなたが1年生ならば
先輩でエース格の人を目標にしたらいかがでしょう
そのエース格の先輩を捕まえて
1対1をするのです。
これに負けても、それほどダメージは無いでしょう
しかし、勝つと大きな自信になります。
そして1対1だけでなく技術的にも体力的にも
総合的に超えるのです。
下級生が上級生を超えてもいいのです。
是非超えてください。
これは本気で挑んでみてください。
出来ることならば先輩達を超えて
レギュラーを勝ち取ってください。
これが出来ればあなたのレベルは
一段高いものになります。
このような高いモチベーションをもって
練習を続ければ、
あなたが上級生になれば
他のチームを圧倒できるでしょう。
そして地区大会での優勝とかの高いチームの
目標も見えてくるのではないでしょうか！！
たとえばシゴキとか言って
ルーズボールなどをやらせれることが
あると思います。
10本連続とれるまで、1本でも落としたら
最初からやり直しとかです。
このような練習を嫌がる人は沢山いますが、
こういった練習でも、向かっていく気持ちが
必要です。
逆に1本でも落としてなるものかと思って
やるのです。
この練習ではスタートが大事ですが
ボール際の1歩2歩が大事です。
この最後の1歩が出なくて
手だけを出しても取れませんね。
最初はなかなか思うように脚がでませんが
向かっていく気持ちがあれば
脚が出るようになってくるのです。
そうすれば10本だけでなく１２，１３でも
落とさなくなります。
そうなればシゴキは成立しなくなります。
高いモチベーションがあればこういった、
つらい練習でも確実にこなして
いけるのです。
そして、あなたの実力は確実にアップして
いくでしょう。
この高いモチベーションを維持するには
セルフイメージを変えることが必要です。
私たちは過去の成績をもとに「等身大の自分」
というセルフイメージを描いています。
これではいくら努力しても限定的です。
私たちがパフォーマンスを限定しているのは
この自らのセルフイメージなのです。
それではそうすればセルフイメージを切り替える
事ができるのでしょうか？
このパフォーマンスと感情には強い相関関係が
あります。
感情によってその選手の態度が支配されて
いると考えられていますが
実際はそうではなく、態度がその人の感情を
支配するのです。
たとえばゴルフのタイガーウッズと同じスイング
は出来ませんが、彼の王者としての態度は
まねることは出来ます。
あなたは、映画の主人公になるのです。
そうすればミスをしても、編集作業によって
スーパープレーに変わるのです。
堂々と自信に満ちた表情で、常にチャンピョン
になったかのような態度で挑んでください。
このセルフイメージで、自信満々の態度を
取ることで、あなたの心の中のセルフイメージが
変わり、あなたは飛躍できるのです。
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