細かいハンドリングをやって見てください。
強く突くことでドリブルチェンジも
鋭く早くなると思います。
ドリブルの上手な人の特徴は
まるでボールが手に吸い付くような
ハンドリングを見せます。
これは手の大きさなどはまったく
関係ありません。
ただ単に強くボールを突いからといって
跳ね返えりが強いからそうなるのではありません。
ドリブルの上手な人はただ単に突くのが
上手なだけでなく
ボールキャッチも上手なのです。
いくら鋭く突いてもボールキャッチが
安定して出来なければ意味がありません。
以前パスのキャッチのところでも
言いましたが、手を伸ばした状態から
ボールの勢いを吸収するように
キャッチするのです。
ドリブルはボールを強く突くことと
キャッチすることの2つが必要です。
こうすることで、手がボールに
触れている時間が長くなります。
常にボールと手がくっついているように
見える選手はこのキャッチが凄く上手くて
他の人より長くボールをコントロールしています。
ですから、突然デフェンスの手が出てきても直ぐに
ボールを遠ざけたりドリブルチェンジしたりできます。
またドリブルの状態からすぐに鋭いパスを出すことも
かんたんに出来てしまいます。
これも人より長くボールに触れていることで
かんたんに出来てしまうのです。
この引く技術はバスケのあらゆる技術に通じる
ことですのでしっかりマスターしてください。
さて、このボールに長く手が触れている
状態を作るためのコツですが
パスのところでもお話ししましたが
手を引く技術です。
ボールが手にもどって来るのを
待つのですが、
下に伸ばした手は一定の場所にあるのですが
ボールに押し上げられるように腕を引くのです。
このボールに手を押し上げられるようにして
ボールの勢いを吸収することで
ボールの動きに無理なく腕がついて行って、
吸い込むようにボールを受けることができます。
それによって強く突いたボールをファンブル
することなく、上手く手に吸収するコツなのです。
それが、まるで手に吸い付いたような
ドリブルになる秘訣です。
肘は一番上がったボールの位置よりやや
高く上げると良い。
手の平でしっかりとボールを包み込み、
真上から腕を伸ばしてドリブルを突く
これは決して高度な技術ではなく
誰でも出来ることです。
積極的な引く動作、積極的なキャッチの動作ですが
意外と見落とされがちな事です。
これらを意識したドリブルができるように
なれば手首を使ったハンドリングも
これらを覚えることで
少しずつ出来るようになってくると
思います。
最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。
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