とにかく量に触れること。多聴・多読の効き目 | ハングルだらだら 韓国語勉強日記

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韓国語勉強中!
思ったことや気付いたこと、調べた単語や買った本など・・・
韓国についてのことを記しておくブログ。

みなさんこんにちは。のりまきです。

最近の韓国語勉強の方法についてちょっと書いてみます。
悪文でまとまりもなく無駄に長文ですが、
それでも読んでもらえると、何か気づきがあるかもですよ。


まず、最近はまったく机に向かうような勉強はしていません!
単語を覚えるために単語集から必死に書き写したり、文法の本で言葉をこねくり回したり・・・
ということは、もうずいぶんしばらくやっていません。
試験受けることを考えたらそういう勉強も必要でしょうが
いまは試験を受ける気がすっかり失せてしまったもので・・・。
TOPIKは一度受けてみたいのですが
タイミング悪くて受けれたためしがないのです。いけませんね(汗
ただ、試験を目標にしてないので
受けられるタイミングで受ければいいや、とのんびり構えてます。
受けるとなったら猛勉強しますけどね!

(ところで、新しいTOPIKに対応した教材ってなかなか出ないですね。)


では何をしているかというと、
ひたすら読む、聴くをしています。
行き帰りの電車内では、ずっと韓国のラジオを聞いています。
ずいぶん長いこと聴くことは続けてるのですが、
どうにも何を言っているかわからない時期が続いていました。
これが不思議なことに、最近ちょっとずつ耳に入ってくる言葉の意味が取れるようになってきました。
語彙が増えたわけでもない(意図的に語彙を増やすような勉強をしてはいない)し
しゃべる練習(音と言葉、意味を自分の中でつなげる)をしてるわけでもないのに、不思議なものです。
ネイティブのリズムやスピードにようやく慣れてきた、ということでしょうか。
最近すごく面白くなってきました。

韓国語ジャーナルやhana+oneなど、雑誌の音声プログラムではスクリプトがついているので
耳に入る音と文字、単語、文の対応がはっきりとわかり、より耳が強くなる感じがします。
ただこれ、読むスピードがついてないとあっという間に音声が進んでしまい
なんだかわからないな・・・ってことになるんですよね。
読むスピードをある程度上げてからが効果的かも
自分の場合まったく効率的でない、ひたすら聞く方法をとっていましたが
効率よく聴いて読んでを繰り返した人はもっと早く耳が開けたんだろうなと思いました。

次に読むこと。いろいろな文章を近頃流行りの「多読」ルールを意識して読むようにしてみたところ
圧倒的に読むスピードが速くなった気がします。

【多読三原則】
①辞書を引かない
②わからないところは飛ばす
③進まなくなったらやめる
(韓国語学習ジャーナルvol.1より)

わからない単語を悩まず飛ばしてるので当たり前といえば当たり前ですが、
知っている単語だけでも大意はくみ取れることが多く(英語と同じですね)
「意外と読める!」ことがわかってきました。
そうなると何が良いかというと、

「韓国語の文章を読む心理的障壁がずいぶん下がった」ことです。

twitterで、韓国のMBC SBSやハンギョレなどのニュースの公式アカウントをフォローしていて
それぞれニュースを不定期で頻繁にツイートしているのですが
以前は「うわ、めんどう」とひとたび思ってしまえば読まずに飛ばすばっかりだったのですが
だんだんと読めることが分かってくると、どうでもいいニュースでも面白く感じてしまうくらい
読むこと自体が楽しくなってきたのです。
文の途中で立ち止まり、わからない単語を調べさせられることを苦痛に感じる皆さん
ぜひ飛ばしてください!
そう読んでいるうちにどんどん読むスピードが速くなってきます。
いま韓国で「未生」というドラマが流行っていますが
原作はweb漫画なので、その原作を読んだりもしています。
意味取れないことも多いですが絵がついているのは大きいです。
内容は若干薄暗く重いですけど楽しいです。

(追記:多読三原則を確認しようとhanaを開いたんですが、多読の紹介のところで今上げたようなことはすべて書いてありました^^;もっとちゃんとした文で読みたい方はhana vol.1をどうぞ^^;)


韓国語を始めたころ、
日本語は漢字ひらがなカタカナがあるおかげで、グラフィカルに
パっと見て意味をとりやすいけど
ハングルは音素の集合体で、口とか頭の中で音にしてみないと意味が取れないじゃないか、
しかも小さい文字だと母音がすごく見にくくて・・・と思ってたんですけど
結局使う文字や言葉っていうのは場面場面で決まってきたり
よく使う言葉の文字のすがた形と意味がリンクしてきて
ちょっとづつハングルを見たときにすぐ意味につながるようになってきました。
これもやっぱり多くの文に触れないとつかない感覚なのでしょう。


というわけでここまで書き散らしましたがまとめると
「とにかく量を聴く、量を読むようにした」
「聴きまくったことによりネイティブのスピードやリズムに慣れてきた」
「わからない単語を飛ばして読むことにより読むスピードを上げ、韓国語文に対する抵抗を減らした」
「ある程度耳がついてきて、読むスピードも上がってきたらスクリプト付の音声を聴くことでより音と文字、言葉がリンクする」

ということです。自分の場合あまり勉強するという意識を持たずこれらをやっているので
いわゆる「勉強」に行き詰った方、こういった方法もとられるとよいかと思います。