相手を“立てる”ってどういう意味? | 永遠のホリデー(^O^)/

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男をたてる、相手を立てる。
立てるとは花をもたせるって意味だけど、なんで「立てる」っていうのでしょう?
ちなみに辞書で「立」をひくとこんな感じ。

[立]
物事やその作用が(はっきり、または激しく)現れる。
人々に注目される。
物事が立派に成り立つ。
保たれた末に、変わってゆく。時が移る。


ふむ。
つまり相手側が「立」であると言うのは『事の原因や起こり、変化の影響はアナタに御座いますよ』と主張することね。
本来は結果的に上手くいったことに大して使うから『アナタの存在が良い結果をもたらしたのだ』と讃えることだけど・・・

ただこの言い方って、もし悪い結果なら『お前が原因、お前の影響、お前のせい』って責任を押し付ける効果もあるよね。
普段はチヤホヤしつつおこぼれに預かって、具合が悪くなったらコキ下ろすとか(笑)

普段から相手を立てる人・・・っていえば、何やら物腰柔らかい雰囲気だけど
『いつも相手のせいにする人』っていうと急に小狡い感じになる。
相手を立てる・・・というのは『矢面に立たせる』とも言えるのねん。

「あの人の影響が一番大きいのよ」
不安定なものが崩れかけている時、人はその原因を攻撃対象として探す。
悪いのは誰? 犯人は誰? 誰をやっつければ状況が改善するの?
直接名前を出さずとも、事実を間接的に推測させる状況証拠を予め散りばめておく。
そう匂わせる「空気」だけを先に作っておくことで、矛先を自分から逸らす。そんな効果もあるわけだ。

相手を立てるは「盾にする」という使い方も出来るわけね。

使い方次第で印象がガラリと変わる!
もし悪意をもって使われても、その時は良い気分にさせられるから真意に気づきにくいし。
良くも悪くも『巧みな話術』かもしれませんね。

褒め殺しに共通するところがあると思いました。