「正しさ」より「天使」が欲しい。 | 美塾塾長 内田裕士オフィシャルブログ「人のために美しく生きる」Powered by Ameba

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ある日、

とても可愛い参加者の方がいました。




しっかりとした意志のある表情、
スッと美しく伸びた背筋。
理路整然とした言動。




彼女を可愛いと
見破る人は
少ないだろう。



ほとんどの人は彼女を、


ちゃんとしている人。

しっかりしている人。



時には、


正しさを強要しそうな人。


ちゃんとしないと
怒られそうな人。



と受け取る人も
いるかもしれません。




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僕にはそんな

彼女が振舞っている

ことには騙されない。



いやむしろ、

そう振る舞う人になった
そもそものきっかけが、


彼女の可愛らしさに
よるものだということを、



7秒で見破れるのである。




彼女はこう聞いてきた。



「わたし、婚活中なのですが、
   どうしてもうっちーの言うような
   可愛い女性になんてなれないし、

   可愛らしくするのなんて
   バカみたいって思うし、
   なんか負けたみたいで
   なりたくないのですが、
   
   どうしたらいいのですか?」



僕は答えた。


「あなたのその価値観は
   生まれつきではありません。


   あなたがそう思う
   人間になった原因が
   あるんですよ。


   それはね…、
   可愛いからなんです。」



それまで頑なに頑なに、

僕が
「真顔を笑顔にしましょう!」
と言ってる矢先にも、

それはそれはしっかりとした
表情を保っていた彼女の
牙城が崩れました。


「ほへっ?!」


と驚く彼女の表情になんとも言えない
可愛らしさが滲み出た。


僕はそのチャンスを逃さない。


「ホラ!ホラ!見た?みんな!

   あの表情!可愛いでしょー?」


周りのみんなは、
激しく同意した。


ここで畳み掛ける。
将棋と一緒だ。
詰めるチャンスは一手だけ。

その一手を見誤ると
詰むことはできない。



「可愛い子は、
   昔からいじめられたり、
   いじられたりして、

   それが可愛がられているのと
   ほとんど一緒だってことに
   気付けず、

   なめられてるとか、
   半人前扱いを受けてると
   勘違いをして、


   そこから正しい人間
   賢い人間になろうとします。


   正しくても賢くても、
   結婚したいとは思われません。


   そんなことより、
   その笑顔でいられたら、
   あっという間に結婚です。」



ぐらつきはしたが、
なんせ彼女の信念は幼少期から。

かなり年季も入っていて手強い。



「そうなんですか…。

   でも続けられません。
   つい負けたみたいって
   思っちゃうし。

   そもそも
   どうやって笑ったらいいか
   分からないし、笑えないです。」



と、すぐにまた例の
完璧な表情へと舞い戻る彼女。



「うーーん。

   そうだ!お花畑が広がっている
   と思ってください。

   で、そのお花畑にモンシロチョウが
   飛んでいます。

   ヒラヒラひらひら。

   それを見て、
   わぁ~♫ってなるでしょ?
   モンシロチョウには
   負けないぞ!ってならないでしょ?
  
      
   それをやってみてください!
   僕もモンシロチョウだと思って…。」



彼女は戸惑いながらも、
お花畑とモンシロチョウを
嬉しそうに眺める顔をした。



正しい女性が
あっという間に天使になった。




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そんなあなたは多分クリンちゃん。

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