<お風呂の話>
男は1回風呂掃除をしたら、
半年は自慢します。
その1回で、
相当知ったかぶります。
たった1回で
横に並んできます。
ビシッと経験者です。
奥様からすると、
たまったもんじゃありません。
こちとら、
週1回×52週×5年=260回
洗っとるっちゅーねん。
あなたが誇らしげに語る
鯛の塩焼きとネギの
オイルパスタ
も、とっくに
半年経っとるっちゅーねん。
だから言いたくなりますよね?
「それまだ言ってんの?
いつのことよ?
もう半年前でしょ?!」
お気持ちわかります!
お気持ちわかります!
でもね、
「それまだ言ってんの?
いつのことよ?
半年前でしょ?!」
って言われてですよ?
「は!ホントだ!
半年前だ!
またやらなきゃ!」
っていう気持ちには
ならないですよね?!
それでは
効果的では無いというわけです。
では何と言えばいいか?
僕ならこう言われたら
毎週やるかも…。
「あの日の風呂の
キレイさは、
もはや内田家では
伝説だよね。」
「ん?!
そ、そーか?照
結構ババっと
やっただけだせ?!」
「私260回は洗ったけど
あのキレイさには
ならんもん。
ホントすごい!」
「ま、拭くとき
腰入れたからな…照」
「毎週伝説だったら、
私、人生チョー幸せ
なんだけどなー。」
「お?お?
風呂掃除くらい
やったるよ!
あんなのすぐだぜ?!
フィフティーン
ミニッツ
レジェンドだぜ!」
「え?!
洗ってくれるの?!
めっちゃ嬉しいっ!!
ありがとう!
さすが勇者アベル!!」
「任せとけ!
早速洗ってくるわ!」
そんな彼の背中に向けて、
仕上げに
こう呟くのです。
「そして伝説へ…」
11月23日@東京
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