子どもが大人にしてほしいこと。 | 美塾塾長 内田裕士オフィシャルブログ「人のために美しく生きる」Powered by Ameba

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ちょっと、
大人と子どもの関係に関して、

考えさせられる出来事がありまして、
このブログを書くことにしました。




ちょっと偉そうな表現に
なっていたらごめんなさい。





先日、


ある会で、


大人に混じって1人、
男の子がいました。
ここではシー君とします。



「こんにちは!
 シー君はどうしてこの会に
 参加してるの?」


「お母さんがこの会の関係者なんです。」


「そうなんだ。何才?」


「中1です。」



そこで僕の仲間の1人が
(ここではスムスムとします。)


「シー君、めっちゃすごいんですよ!
 シー君、夢あるんだよな!」


とシー君を紹介してくれました。



そんな風にして、

シー君との関係が始まりました。





会が始まってしばらくすると、


スムスムが、


シー君を連れてきてくれました。



「おい!シー!
 うっちーさんとはそう会えないんだから、
 近くにいるといいぞ!」


スムスムは出しゃばりで
ビッグマウスな
ナイスガイです。



僕はシー君に聞きました。


「今、悩んでいることってある?」


「えーーーと、あるんですけど、
 なんて言ったらいいか、
 何から言ったらいいか、 
 言語化が難しくて…。」




そもそも中1にして、

「言語化が難しい。」

って言えてることがすでに、
かなりの言語化能力だと
思いますけど…笑



シー君のような人は、
考えながら話すタイプなので、
ジッと待って聴くことが大事です。


言語化が難しいと
言ってるということは、 

頭の中に考えが
目まぐるしく巡っていると
考えられます。

つまり、すごく頭の良い人なんです。




その言語化は、
辛抱強く待ってくれる人がいて、

やっと果たされるのです。




「言語化、難しいなりに、
 あえて言葉にしたら
 どんな感じ?」



「えーーーと・・・。」





「・・・・・・・。」





カウンセリングの
最も基本で、かつ最も重要なスキルは、



パッシブリスニング。


沈黙です。



シー君が
慎重に口を開きました。



「学校の中に、
 本当の友達と呼べる人が
 いないというか、
 どこか学校に馴染めないというか…。」



「・・・・・。」



「(あれ?まだ僕喋る番?)

  ・・・・まあ、なんというか、

 現代日本の画一的な
 教育になじめなくて、
 そういうのが苦手で、
 誤解もされるというか・・・。

 生きづらさがあります。」



ここで隣で泣き始めた
スムスムを無視して、



※この写真はイメージではありません笑




話を続けます。



「シー君。大丈夫。
 シー君はあってる。

 シー君が生きづらさを感じるの、
 分かる。
 でも大丈夫!」


「シー君はその感覚をちゃんと感じて、
 俺たちにこうやって言えてる。

 感じてるのに気付いてない人もいるし、
 誰にも言えてない人だっていると思うよ。

 シー君のクラスにも、
 大人にも。」


「俺たちはもう仲間だよ。

 そして、その生きづらさは
 ここには無いんだよ。

 俺たちも似た生きづらさを
 感じたこともある。

 でももうそれは無くて、
 今は希望にあふれているんだよ。

 現実逃避したんじゃなくて、
 向き合ったんだよ。
 
 だから大丈夫!
 これからは
 なんでも相談してよ(^∀^)」


と、
真剣に僕の目を見て、
真剣に聞いてくれるシー君に、



僕なりに本気で伝えました。



するとシー君は
目をウルウルさせながら、


「話せて良かったです…。」



と、また少しの沈黙の後に、

答えてくれました。



「良かった(^∀^)
 これからは仲間だから、

 何かあったら
 連絡してよ(^∀^)

 LINEやってる?何かやってる?」



「お母さんの携帯でLINEやってたんだけど、
 複数アカウントが発覚して、

 1つ凍結されちゃったから、
 またお母さんに聞いてみます。」



アカウント凍結とか、理解してるの、
めちゃ頭いいですよね・・・。






実は、

僕は子どもと、
こういう会話をすることが
少なくありません。




子どもは、
本気で話を聞いてくれて、
本気で繋がろうとしてる
大人を待っています。




なんで知ってるの?




僕も子どもの頃、


ずっと待ってたから‥。



シー君に限らず、
当時の僕に限らず、
多くの子どもたちが
抱えているんだと思います。



そして、
聞いてくれそうな
大人がいない
って思ってるんだと思います。


そもそも大人の集まりに
子どもがいても、
スルーする人も多いと思います。


会話したとしても、


「◯◯君いくつーー?」

「ママにそっくりだねー。」

「△△やってるんだー!すごーーい!
 頑張ってるんだねーー!」


なんか、
「所詮子ども」って空気を
どうしても感じます。




話しているようで話していない。



一緒にいるようで一緒にいない。






本気で、
1人の人間として、
必ず君の味方だって、

そういう姿勢で
向き合っていたら、


間違いなく 
子どもたちは
心を開きます。



よく

「子どもと話すときは
 目線を合わせよう。」

って書いていますが、



見よう見まねで、

「さて、子どもの目線に合わせるか」

って思ってる時点で、
効果は半減します。


その人に興味を持ち、
その人を愛し、
その人とより繋がりたいと願い、

自ずと相手の目線にいく
ことが大切なんだと思うんです。




それと、


大人と子どもが、
本気で連絡先を交換する時も
あっていいと思います。
(僕はシー君とLINE交換をする予定です。)


それも、

ただこっちが何か教えてやろうって
スタンスではなく、

仲良くなること。


時には若い力を
借りるつもりでいること。


僕にとっても
君が必要なんだということ。


会えて嬉しいということ。



僕が
ある仲間の
小学生の息子さんに趣味を聞いたら、

「読書」って答えたから、

最近読んだ面白かった本は?


って聞いたら、


「レンタルロボット」


って言ったので


Amazonで買って読んで
感想送ったら、


次に会った時、


「うっちーが僕の言ったことを聞いて、
 実際に読んでくれて嬉しかった。」


って泣きながら言ってくれたんです。



その彼は今、
高校生となり、
ダンスの世界大会で
優勝するほどの成長を遂げています。


もちろん、
本人と親御さんのサポートの成果ですが、
ほんの少しは貢献出来たのかな?
って思います。
(恩着せがましい)




子どもは待っています。




本気で自分と繋がろうとする
大人を待っています。




これを読んでいる大人の皆様。




一緒に子どもたちと、

本気で繋がりませんか?


(もちろん、親に了解を得てね♫)




親だけに任せず、
先生だけに任せず、



自分たちはわかっていて、
君たちはまだ分かっていないと
決めつけず、



1人のかけがえのない人間として、



繋がりませんか?













子どもは、

自分と本気で関わってくれる
大人を待っています。











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