この世からいなくなり
家族のありがたみを
ひしひしと
感じています。
中学生のころ
大好きなのに
わけもなく
ちょっとヤダって思った寡黙な父。
結婚式の時
泣かせる演出をやめたのに
目を真っ赤にして
涙を流していました。
「ちょっとそこまで来たから…」
と言って
新居に一人で
ふらっと寄ってくれたことが
何度かありましたが
ちょっとそこまで…
なんて用事はなくって
会いに来てくれたんだなって
わかっていました。
いつも口うるさくて
やんなっちゃう!って
思っていた母。
子供が産まれるとき
「大丈夫」と言いながら
ずっと背中をさすってくれました。
俳句を習っていた母が
その時書いた一句
って抗議したら
母はニコニコと笑ってました。
なんでもない日常が
どれだけ愛おしいものか
今
ものすごく感じています。
家族
大事。