「杏奈と祭りばやし」 | 雪うさぎ

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 子供のときから、作文とか読書感想文は苦手で^^。
 つたないながらも、少女漫画と少女小説の紹介をして
いきます。

著:大和和紀    KC(F)、KC(デザート)


 騙されて(w)こうた、KCデザートの「はいから

さんが通る・8巻」(実は、KCフレンドの番外編や

った)にも収録されていた作品です。


 そして、あいかわらずストーリーはネタばれ含w。


 時代は、戦後の昭和。

 ドラおじさんは、戦争から帰ってきたが、少し

頭に障害を負ってしまう。でも、その明るさや、と

ぼけたとこもあるけど、人情の深いところから、町

では、人気者。

 その、ドラおじさんが、捨て子の女の子を拾う。


 その女の子・杏奈は、両親を亡くし、施設に行く

ことになっていたが、本人とドラおじさんの希望で

ドラさんが育てることになる。


 そして、十数年。

 杏奈も成長し、同じ学校に通う相思相愛の、御

曹司との縁談が決まる。


 ドラおじさんを、一人にして、自分だけ幸せにな

っていいのか?と悩む、杏奈であったが・・・・。



 最後まで、ドラさんは、”おじさん”でしたから、親

子の愛情ではなく、勿論、男女の情愛でもなく、

ドラさんと杏奈の人同士の愛情を描いた名作やと

思います。



「はいからさんが通る・番外編」

  KC(F) 昭和52年5月15日第1刷発行

「はいからさんが通る・8巻」

  KCデザート 2002年9月13日第1刷発行

 に収録。