「ありのままの自分でいい」の真意 | 夢はなくとも 希望はなくとも 

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「変わってしまうもの」

 

 

数年前に(もっと前か)

 

「ありのまま」ブーム

 

がありましたが、

あれってやっぱり

誤解されて伝わっているなと

思うところがあります。

 

 

まあ、

大体、

何かが流行ると

必ず

「そうじゃないよ」的な

アンチが湧いてくるものなので、

 

「あの言葉を真に受けて

 ありのままでいてダメになる人も

 でてくる」

 

みたいに言っていた人が

たくさんいましたし、

僕もそういうニュアンスで

きっとどこかに書いていたと思います(おい)

 

 

引き寄せが流行ると

「引き寄せなんてない」

と言う人が出てくるし、

予祝が流行ると

「予祝には意味がない」

と言う人も出てくる。

 

 

潜在意識の書き換えっつったって、潜在意識自体は書き換えられない

 

 

って僕も言ってますし(おいおい)

 

 

何かが流行ると

それを否定してくる人が

必ず出てくる。

 

 

そうやって

バランスを取っているのかもしれません。

 

 

他のことについても

きっとそうなんだと思いますが、

このようにして

何かが流行って、

「そうじゃないよ」という人が出てきて、

で、結局どうなん!?

みたいな、

それで、

その流行りの真意が

あやふやになっていることって

けっこうあるような気がします。

 

 

ウエダミツトシです

こんにちは

 

image

 

そのひとつが、

 

「ありのまま」ブーム

 

だと僕は思っていて。

 

 

僕としては、

これは真実だと思っています。

 

 

人は本来

「ありのまま」でいいんです。

 

 

勿論、

違う視点で見たら、

そうじゃないことも

たくさんあるとは思うのですが、

それを差し置いても

やっぱり人は

「ありのまま」でいい。

 

 

ただ僕たちは、

成長過程で、

必ず

 

自分を否定される

 

という経験をしてきます。

 

 

「ありのままでいちゃいけない」と

暗に教えられる。

 

 

それも

まだ自分の中に、

明確な判断軸が育っていない状態で、

そう言われるものだから、

ほぼ無抵抗で

それを受け入れてしまうんです。

 

 

「人と足並みを揃えなさい」

「できないことはできるように」

「できることでは出しゃばらずに」

「みんながしているんだからお前もしろ」

 

 

そんな風に言われて育ってきたら、

自分が思ったことや

自分がしていること

元々備わっている

自分の特性なんかを

 

ダメなこと

 

として認識してしまっても

無理はありません。

 

 

そうやって僕たちは、

自分を否定すること

慣れさせられてきた

 

 

だからもう、

どんなに

 

「ありのままの私でいい」

 

と大人になってから言われたって、

そう簡単に、

それを信じられない。

 

 

心の中で

 

「そんなはずはない!」

「教えられてきたことと違う!」

 

となってしまうんです。

 

 

自己否定グセが強い人ほど、

それを受け入れられないし、

できないことをできるようになってきた経験が

多ければ多い人ほど、

それに対して、

抵抗を感じることでしょう。

 

「ありのままの自分でいたら

 大変なことになる」

 

という

刷り込まれてきたことから生じる恐怖が

むくむくと

湧いてくることと思います。

 

 

そう、

「ありのままの自分」でいることが

怖いんです。

そんなことをしたら、

怒られる

バカにされる

ひどい目に遭う

そういう悪夢・妄想が

自分の中で

どんどん大きくなっていってしまうんです。

 

 

だから常に

自分の中では

 

「できないことはできるように」

「周りの人と協調して」

「自分だけ目立たないように」

 

みたいな思いが生じて、

 

「ありのままの自分でいてはダメ」

「変わらなければ」

 

という衝動に駆られるんです。

 

 

でもそれって、

起点が

「怖れ」なので、

「自己否定」から発する衝動なので、

結局のところ、

どこまでいっても

怖れはなくならないし、

自己否定グセも抜けないままになります。

 

 

絶対に

「ありのままの自分で大丈夫」

とは思えない。

 

 

「ありのままの自分」でいたらきっと

 

ダメになる

 

と思っているんだと思います。

 

 

「ありのままの自分」=「ダメ」

こういう認識になっている。

でもね、

それが

 

誤解なんです。

 

「ありのままの自分」でいても

ダメにはならないお。

 

 

「ありのままの自分」でいたら、

何の変化もなくて、

成長しなくて、

堕落していってしまう。

そういう発想になっているんだと思います。

 

 

あのね、

「ありのままの自分」でいることって、

別に

「何もしないこと」ではないからね。

 

 

「ありのままの自分」でいいんだったら、

別に何もしなくたっていいってことでしょ?

みたいに思う人がいますが、

そういうことじゃないです。

 

 

何もしなくていいってことではなくて、

好きにしなはれや

ってことなんですよ。

 

 

要は、

「自己否定をしない」ってことです。

 

 

よーくよーく考えてみてくださいね。

「ありのままの自分でいていい」という風に

自己否定がなくなったら、

何もしなくなると思います?

むしろ、

どんどん、

自分のやりたいことを

遠慮なくやるようになると思いませんか?

 

 

そして、

「それでいい」って言っているんです。

「ありのままの自分でいい」っていうのは。

 

 

自己否定が起点となって、

「自分を変えよう」としている人は、

 

「すごい人になる」

「素晴らしい自分になる」

 

と考えていると思いますが、

そうしないと、

自分はここにいてはいけない、

ダメ人間になる、

誰からも認められない、

という風に

妄想していると思うんですけど、

そんなことは起きません。

誰も何も言いません。

 

 

そういう恐怖を抱えたままで、

「ありのままの自分でいい」って言われても

信じられないでしょうが、

本当に何も起きないんです。

 

 

これは、

師匠の

心屋仁之助さんが言っていたことですが、

 

「自分を変える」っていうのは、

「素晴らしい自分になる」ことじゃない。

そのままでいいと

「ありのままの自分」で生きること

 

そして、

これは

雲黒斎さんが

あるところで言っていたことですが

 

自己実現というのは

夢を叶えた、

すごい人になることではなくて

「なんだ、このままでよかったんだ」と

気づくこと

 

僕は、

同じことを言っているんだと

思っています。

 

 

「ありのままの自分でいい」っていうのは、

マズローの5段階欲求で言うところの一番上

「自己実現」のところで起こることなんです。

 

 

「すごい人になること」ではなくて

「このままの自分で何の問題もなかったんだ」と

気づくこと。

 

 

もうこのままでよかったんだと気づいたら、

何もしなくなると思いますか?

っていう話で。

 

 

たしかに

「いまのままの自分じゃダメだ」と思って、

頑張ってきたことは

しなくなると思いますが、

逆に

いままでやってこなかった、

本当はやりたかったこと、

好きなことを

どんどんやるようになるんじゃないでしょうか?

 

 

そして、

それらを

誰に遠慮することもなく、

取り組んでいったら、

その人が

変化しないなんてことは

起こらない。

むしろ、

どんどん変化していって、

どんどん魅力的になっていくと思います。

 

 

変化っていうのは

意図してするものではなくて、

勝手にそうなってしまうものだと思います。

 

 

「ありのままの自分でいい」っていうのは、

こういうことです。

 

 

自己否定をやめて、

いまのままの自分で生きること。

 

 

別にむずかしいことなんて

1ミリもない。

実にシンプルです。

 

 

「それでいい」

って言ってんだから。

 

 

それを

自分だけが

「このままでいてはいけない」と

思い込んで

少しでも

いまの自分よりも

良くなるようにと

努力して

本当はやりたくもないことに

取り込んでいるとしたら?

 

バカバカしい

 

ってなると思います。

 

 

「私、何やってたんだろう?」

「こんなことだったら、

 さっさと好きなことやろ」

 

っていう風になると思います。

 

 

「ありのままの自分でいい」っていうのは、

何もしないってことではないです。

むしろ、

どんどん

好きなことをしなはれやってことです。

 

 

あなたはあなたのままでいいんです。

っていうか、

あなたは死ぬまで

あなたでい続けます。

あなた以外の人になることは

決してできない。

 

 

すごい自分なんていないです。

素晴らしい自分もどこにもいない。

 

 

いるのは、

「いまのままの自分」のみです。

そしてそれは、

これからもずっと一緒です。

 

 

いるのは、

「いまの自分」のみ。

 

 

それでいいんです。

 

 

その否定を

やめなはれ。

 

 

あなたが

自分で自分のことを

どう思っていようが、

どんなに自己否定していようが、

その自分が居続けるんです。

 

 

そういう意味では、

思う存分、

自己否定していてもいいんだけど、

時間もったいなくね?

と思います。

 

 

誰も

何も否定してないのに、

この世でたった一人、

「自分」だけが

自分を否定しているんだから、

早よ、やめたらどう?

と思います。

 

 

とはいえ、

僕もまだまだ

自己否定を抱えてますけどね。

 

 

これは

なかなか抜けんわ。

 

 

それくらい、

小さい頃から

無抵抗で刷り込まれたことって、

根深いわと思うので、

これは何度も何度も

繰り返し

 

「ありのままでいい」

「いまの自分のままでいい」

「何も欠けてないし、

 どこも劣っていない」

 

という風に、

自分で自分を

認め続けるしかないと思います。

 

 

「ありのままの自分でいい」

っていうのは、

何もしなくてもいいってことではなくて、

むしろ、

どんどん好きなことを

好きなようにやっていいってことで、

そして、

どうあがいたところで

あなたは

「ありのままの自分」でしかいられない。

 

 

そういう

誰一人として

抗えない事実を言っているんだと

僕は思っています。

 

 

どうやったって、

「ありのままの自分」以外でいることはできない。

 

 

誰一人としてな。

 

 

《終わり》image

 

 

 

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