「こんなんでいいんだろうか」
以前、
しーさまの
【Q＆Aセミナー】に参加したときに、
質問する人たちって、
大抵の場合、
自分のビジネスのことを
しーさまに聞いていたんですね。
僕の場合は
特に
「ビジネス」を
専門にしているわけではないので、
そういうご質問ばかりではないと
思ってはいたんですけども。
とはいえ、
正直なところ、
「こんなんでよかったのかな」と思って、
誰かに貢献できたという感覚は
ほとんどありませんでした。
大丈夫だったかな……
ウエダミツトシです
こんにちは
昨日は、
初の試みとなる
【上田光俊 Q&Aセミナー】を
開催してきました。
元々は、
「読演会」をする予定だったのですが、
ギリギリまで悩んだのですが、
どうしても
「これを解説したい」
と思える本が
思い付かなくて、
仕方なく、
今回は、
見送りにしようということだけは
決めたんです。
でも、
会場はすでに押さえているし、
何か違うことができないかなと考えて、
だったらということで、
【Q&Aセミナー】
という形で、
心理についてのことや
ビジネスについてのこと
あるいは、
個人的なお悩みについて、
そのときに聞いてみたいことに
お答えしていくというような場所を
作ってみたんです。
場所はいつもの
大阪産業創造館というところで、
リアル開催をさせていただき、
6名の方に
お集まりいただきました。
まあ急なお知らせだったので、
誰も来ないかなと思っていたので、
6名も来てくださって、
本当にありがたい限りです。
僕の場合は、
【グループカウンセリング】でも
【グループコンサル】でも
同じなのですが、
「では、何かご質問のある方はいますか？」
と聞くと、
シーーン
ってなるのは
目に見えていたので、
今回もきっと
そうなるんだろうなと思っていたら、
やっぱりそうなりました。
いや、いいのよ。
全然いい。
僕なんか
今までたくさんのセミナーに
参加してきたけれど、
質問したことなんて
１回もないもんね。
だから、
聞けるってだけで
すごいって思ってしまいます。
だから、
シーーン
でも全然いいんです。
そしたら、
大抵の方は、
沈黙に耐えきれずに
「じゃあ……」
っていうんで、
質問をしてくださるので、
今回もその作戦でいってみたら、
思惑通りに
順番に手を上げて
質問をしてくださいました。
・本の選び方
・個人事業主の休みの取り方
・人生でもっとも良かったことと
悪かったこと
・人消しの術はどうやってるの？
・タイムラグの縮め方
等など
これらのご質問にまつわる
僕の無駄話しなんかも
たくさんさせていただきました。
それで、
終わってみて思ったんです。
こんなんでよかったっスか？
って。
これで
誰かの何の役に立てたとは
１ミリも思えず……。
（ああ……つまんなかったかな）
と思いながら
帰宅しました。
こちらから
何かのノウハウをお伝えするような講座だと
（やり切った……）
みたいになることは
たくさんあるのですが
今回は
そういう主旨のセミナーではないので、
どうだったんだろうなぁと思って、
正直なところ、
手応えはありませんでした。
でもまあ、
これが
このお仕事の不思議（？）なところで、
提供する側の手応えと、
参加者さんの満足度とは
全く関係がないので、
実際は、
「楽しかった」とか
「いい話が聞けた」とか
「面白かった」
「ここでしか聞けない話しでよかった」
というようなお声をいただきました。
うん、
ここでしか言えないようなこともたくさん言ったな（遠い目）
やっぱりほら、
ブログとか、
ネット上に
形として残るものだと
書けないことって
たくさんあるもので、
リアルな場所でなら、
「他で言わないでね」
という了解の元、
お話できることは
たくさんあるんです。
言い過ぎたかなとは思ったけどな。
思ったっていうか、
言い過ぎたわ。
そこまで言わなくてもよかったかもしれん。
あ、
別に
大したことは言ってないです。
ものすごーく
プライベートなことを
聞かれたもんで、
お話した次第です。
まあそんなこんなで、
いただいた質問で、
なんとか２時間を
堪え忍んだわけなんですけども
（堪え忍んだて……）
その中で、
少し補足というか、
あとになって
「つまり、こういうことです」
みたいなことが思い浮かんだので、
それについて書いてみます。
いただいたご質問で、
「人生でもっとも良かったことは？」
というものがありました。
それについて僕は、
結婚したこと
という風にお答えしたのですが、
僕はこれまで
ブログで何度も書いているのですが、
それまで一度も
結婚したい
と思ったことがなかったんですね。
１ミリも考えていませんでした。
自分が結婚できるだなんて
思ってもみなかったし、
自分とは何の関係もない、
人生のイベントだと思って
ずっと
生きてきたんです。
それで、
いまの奥さんと出会って、
めでたく結婚したわけですが、
僕はそこでやっと
人間になれたような気がしています（ベム）
それまでの僕は、
いや、結婚してからも
そういう部分は
かなりたくさんあったんですけど、
完全に
心を閉ざしていました。
誰とも関わらず、
誰の目にも触れないように
いてもいなくても
どちらでもいい存在として、
僕はずっと
生きてきていたんです。
カオナシみたいな。
そんな僕が、
カオナシから人間に昇格できたのは（？）
奥さんの存在のおかげだと思っています。
奥さんと出会って、
そして、
結婚してからが、
やっと僕の人生が始まったような
そんな感覚なんですね。
そういう意味では、
僕にとっては、
結婚したことって、
ギフト以外の何物でもない
のです。
僕の人生の中で起きた、
最大のギフトが
結婚であり、
奥さんと出会ったことです。
もうこれ以上のギフトは、
僕の人生にはないと思っています。
そして、
それで十分です。
奥さんと出会って
そして
結婚したことで、
3人の子どもたちに出会えました。
一軒家も購入して
ローンも払い終えました。
いまの仕事をしていることも、
奥さんがいなかったら、
きっと選んでいなかったでしょうし、
そもそも
いまのように
京都にすら住んでいなかったと思います。
地元の福井に帰っているか、
あるいは、
また違う場所で、
その日暮しをしていたことでしょう。
将来のことなんて何も考えず、
人生設計なんてものもまるでなく、
誰とも関わらず、
誰からも認識されずに、
「壁」として
生きていたと思います。
それくらい
僕の人生は変わったんです。
救ってもらった感覚なんですよね。
人間にしてもらった。
だから、
僕にとっては、
人生でもっとも良かったことは、
結婚したこと一択
で、
それは
人生最大のギフト
だと思っています。
ね！ こんな話し聞いても誰の何の役にも立たないでしょ。
そんな話しを
この【Q&Aセミナー】では
延々とさせていただき、
（2時間もつかなぁ……）
と思っていましたが、
蓋を開けてみたら、
やっぱり安定の時間オーバーになっていました。
そんな感じで、
もしご要望等ありましたら、
今度は
オンラインでも
【Q&Aセミナー】を
やってみようかなと考えておりますので、
もしよかったら、
ご参加ください。
いやでも、やっぱり……
こんなんでよかったっスかね？
ほんと心配だわ。
正直、
手応えはないわぁ。
《終わり》
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