ALSリバーサルの現在地 | ALSの元ビルダー リバース目指す奮闘記

ALSの元ビルダー リバース目指す奮闘記

2022年6月ALSの確定診断を受ける。
50歳までボディビルをしていたスポーツ大好き人間。
いろんな手法でこの疾患をリバース(停止でなく反転)させるべく奮闘中です。
時々変な方言だと感じた方、広島弁です。
なるべく前向きな記事を心がけています。




2022年6月に悪魔の宣告を受けて、昨年の2023年10月頃まで、ただただ現実逃避をしてきた。



コロナもあって、夜飲み歩くこともなくなり、そのために服や靴も買わなくなり、周りには疾患のことを気付かれないように淡々と仕事だけこなしていた。


現実逃避の最たるものが三國志のスマホゲームで、お金を使わなくなったからまあよかろうと、課金してはゲーム内の軍団の仲間と競うように強さを求めた。

 

どうせ長生きできないから、好きなものを食べられる時に食べておこうと、ラーメン屋では替え玉したり、マックも食べたりと、健康面では悪事の限りを尽くした。


この無駄と思われた期間も今思えば必要な時間だったのかもと思う。


ボディビルコンテストの仕上げのための減量方法で、チートデイというのを設ける手法がある。


カツカツの低カロリーの食事を続けると、身体が飢餓状態となり、カロリーを得るために体脂肪より先に大切な筋肉を分解し始めてしまうことがある。


そこでチートデイとして週に一回くらいの頻度で好きなものを好きなだけ食べていいという日をつくり、脳を飢餓状態ではないよと騙す(=チート)のだ。


それに近い感じの期間だったのかと思っている。


たびたび紹介しているが、ナナ・ホルトさんのALSリバーサルの本の存在を知り、パッと光が見えてきた時から一気に潮目が変わったように思う。


これまで、食事やいろんな療法、サプリなどでALSをリバースするべく、自らを叱咤しながらブログを読んでいただいていている多くの人にも、エールを送ってきたが、じゃあじじぃビルダーの現在は実際のところどうなんだい?と思われていることでしょう。


実際リバースできてんの?という大事なところ。


なので現状報告もたまにはしておきます。


ALSの特徴的な症状の進行は、

実感として


元々症状の強かった右脚はほんのちょっとずつ、筋力低下はしてきている。

症状のほとんど出ていなかった左脚も筋力低下は否めない。

ただ関節は動かせるので単に運動不足の可能性もある。

あとは全身のピクつきは相変わらず。

杖なしで歩けないことはないが、少しの距離で足を動かせなくなるくらい疲れる。


↓杖なしで歩いている姿がこれ


↓両足ともいつもピクついてます


必死でまっすぐスムーズに歩こうとしているが、バランスの悪さは明らかで、腰も痛めるはずだ。


何もしない場合の進行と比べることは不可能だが、今のところ非常にゆっくりなのかなと実感している。


そして、掟破りの行動を取ると一気に調子が悪くなることも分かってきた。


酔うほど酒を飲むのが今のところ一番良くないと思う。


そもそも平衡感覚すら奪うアルコールなのに、脳神経によかろうはずもなく、フラフラで立てなくなるくらいになるので、なるべくアルコールは控えている。


ALSリバースを目指している方の希望になれたら一番いいのだが、現状こんな感じで期待通りとは言い難い状態です。


だがそもそも長期戦を挑んでいるわけで、プロ野球に例えると開幕したばかりの段階。


『アレ』を目指して頑張るしかないじゃろう。