パン切りナイフ | Bokensdorfのブログ

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国際結婚から考えた「隠れた構造・隠れた文化」について
加えて「世の中の仕組みは実はこうなっている」について書きます

パン切りナイフというのは
昔(30年くらい前)はカミソリのように薄くてよく切れる刃がついていて
ちょっと指で触れるだけでスパーッと指が切れるような危険な刃物でした。

当時は「食卓で使うものではない」と躾けられたものですが
最近のはそこまで鋭くない家庭用のパン切りが全盛です。
(ただしIKEAのパン切りはカミソリ状態でした=指をスパッと切ったので捨てました)


家でパンを焼くようになったので日本でパン切りを買ってみました。

まずウエンガーのもの。

WENGER ブレッドナイフ22cm 36112201/WENGER(ウェンガー)

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WENGER ブレッドナイフ ブラウン 22cm 36112202B/WENGER(ウェンガー)

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WENGERはスナックナイフを愛用しており
同じブランドなのでこのパン切りを買ってみました。切れ味は良いです。
けれども刃が薄いので、日本の食パンのようなフワフワの柔らかいパンを切ると
刃がしなって、なかなか直線切りが難しい。
ウエンガーは、ドイツのパン=ブロートのように固いパンを薄切りするのに最適にデザインされています。

なのでもう少し刃に厚みのあるものを探してHenckels HI Style パンナイフを買ってみました。
Henckels HI Style パンナイフ 16716-401/Zwilling J.A. Henckels

¥3,150
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ヘンケルスのは日本製で背の部分が包丁のように厚みがあって、食パンもまっすぐ切れます。
ただ20cmと短い。刺身包丁を思い出して戴くと分かると思いますが、パン切りは
長さを利用してパンを「引き切る」ものですので本来はパンの二倍くらいの長さが必要です。
(パン切りが「切れない」と言う人は皆さん「垂直に押し切ろう」としている所為です)
家庭用だから、ヘンケルスは日本の収納性を考慮して短くデザインしているものと思います。

結局、固いパン(ブロート)はウエンガーで、柔らかいパン(日本の食パン)はヘンケルスで、
と使い分けしています。ヘンケルスの厚みで25cmあれば理想なんだけど、、、と思います。



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