首のしこりと僕 側頸嚢胞〜癌 目指せサバイバー

首のしこりと僕 側頸嚢胞〜癌 目指せサバイバー

47歳美容師 
40の時に突然の癌宣告 
ウィルス性中咽頭がん
5年後、鎖骨リンパ節転移
手術、抗がん剤、放射線

2022/3 胆のう摘出

みなさんご無沙汰しております。

今日は定期検診でした。


マイ ホーム病院 がん研有明病院(有明ガーデン側から撮影)


中咽頭がん発覚から、丸8年。

再発、治療から丸3年。


相変わらず検査は嫌ですが、現在の身体の状態は、


現在の傷の状態。

・皮膚の突っ張り感 (有り。たまに首がツル、激痛)。

・口腔内乾燥 (やや有りだが、ほぼ無し)

・味覚異常 (無し。)

・耳鳴り (あるが慣れて来た)



口は8年前の手術から変わらず動きません。

何より驚きなのが、これウィッグ(トップピース)です。

これにより5歳は若く見えますね。


あ!最近流行っているサウナ。

サウナに行くと放射線を当てた所が真っ赤になります。

どうも放射線を当てた部分は汗が出ないので、熱がこもってしまうようです。

ですので、サウナ好きのガンサバイバーのみなさん。

放射線を当てた所は、濡れタオルなどで保護してあげてくださいね。


今回の検診で心配だったのが、

放射線の晩期障害である<甲状腺機能の低下>。

これが起きるとホルモン剤を飲まないといけなくなります。

最近アルコールを飲むと寒くなることが多いので、怪しいなと思っておりました。


検査の結果は、、、、、


無事異常無しでした。

これで次回の診察まで3ヶ月は執行猶予が伸びました。

寒くなるのは筋肉料の低下とのご指摘を主治医にいただいたので、運動を少しづつはじめようと思います。


あ、歯はやはり抜かない方が良いとのことで、割れた歯をそのまま根っこだけ残してあります。

以外と歯って1、2本無くても、普通に食事出来るんですよ。

痛くなければ困らない。


そんなこんなでまた3ヶ月後にお会いしましょう!!


あ!8年経ってCT 検査の結果を聞きに行くのは怖いんですからね!!!



みなさんこんにちは

今回は、先日から続いている<胆のう腹腔鏡手術シリーズ最終回>生検検査の結果をお伝えしたいと思います。


僕の胆のうポリープについて


通常の<良性胆のうポリープ>は、

・有茎性(キノコのように茎がある)

・多発性(沢山出来る)

ことが多いそうです。


対して僕のCT画像は、


このような感じでした。

・単発(一つだけ)

・広基性ポリープ(ベタっと広がる)


この場合10ミリを越えたらガンの疑いがあるそうです。



実際の画像では(リアル過ぎるので絵で失礼します)切って広げた胆のうの1箇所が、口内炎のように白っぽくなっていました。


これがガンの始まりの可能性が高いという先生の見立てだったわけです。


生検の結果

本日病院に問い合わせてみた所、

「良性のポリープでした」とのこと。

「びっくりさせて申し訳なかったですね」と先生がおっしゃってました。


もしかしたら数年後に癌化していたかも知れなかったと思えば、偶然取った胆のうに怪しいポリープがあったことはラッキーだったのかも知れません。


とりあえずホッと一息ですね。


ガンを経験している者からしたら、もしガンだった場合には、

・専門病院の方に伝える。

・全身検査(PETも含む)

・何か見つかれば治療(手術?抗がん剤?放射線)

そして転移だった場合は、ステージが上がってくるのです。


この工程を考えるだけでウンザリしちゃいますよね〜


術後9日目の状態

9日経ってだいぶ内臓の違和感は少なくなって来て、食事も入るようになって来ました。


まだ食べてすぐ歩くとミゾオチ(胃?)のあたりがキリキリ痛みます。


食道がんや子宮がんなど内臓系の大きい手術をされている方に聞くと、

「そんなものだったよ!」とのこと。

段々慣れて来るそうです。

人間の適応力に任せたいと思います。


ということで明日から仕事復帰したいと思います。

ご心配をおかけしたみなさん、いつも応援ありがとうございます。


そしてアラフィフのみなさん!!

おかしいと思ったらすぐ病院ですよ〜

もうそんなお歳です。笑


来月はガンの方のCTがありますのでまたリポートします。


それでは!!!




前回 手術〜朝までのブログ↓

https://ameblo.jp/cancers123/entry-12731623533.html


先生からのお話


・想定より時間がかかった理由

以前に開けた<胃ろう>が,酷く胃壁に癒着していて、剥がす時に膿が溢れて来た。

洗浄ー剥離ー縫合でかなり時間がかかったので、身体にもダメージがあると思う。



・出て来た石は1つ(上の画像)


・がん疑いのポリープ

胆のうの内側に平たいポリープが1つ。

ガンでも大丈夫なように触らないように処理したので、生検でガンだったとしても追加の処理は要らない。


とのことでした。



正直ガクッと落ち込みました。


取ったら終わりだと思っていた今回の手術。

またガンという言葉が出て来たんです。


僕「ガンだったとしてステージはどれくらいですか?」

先生「うーん 1なりかけかな?」


僕「首からの転移ですか?」


先生「それは無いね〜」


僕「続きはまたガン専門病院ですか?」


先生「取ってしまえば終わりのタイプだから追加治療は要らないように処置しておきました」


僕「わかりました、、、」


不安だらけですが、一旦飲み込みました。。。。



・その後の経過

1日目 少し歩き (痛み止め使用)

2日目 ちょっと歩き(痛み止め使用)

3日目 だいぶ歩き

4日目 退院

4泊5日での退院となったのでした。

*お腹の張りと首肩の痛み。腹筋に力が入れられず、起きたり寝たり、伸びたりが辛い感じでした。


・術後6日目の傷の状態。


退院の次の日に抜糸を済ませて、



↑このような状態に。

うん!もうすぐケンシロウだね!!

5は前回作った問題の胃ろう。

6は酔っ払ってヒーター前で寝て、ベルトのバックルで火傷しました。


・体調について

外の傷は順調に回復していますが、

内部は、、、、

先ずお腹が空きません。

ガスっぽくて張ってる感じです。食べれば入りますが、すぐお腹いっぱいに。

食後に歩くと内臓がぶら下がってるみたいで、キリキリと痛みます。

寝返りをうつと内臓がギュルギュル動く感じ。

胆のうを取った所に出来たであろう空白がポコポコいう。

などの腹部違和感が満載ですが、

外の傷は小さいが、中は開腹手術と同じ。ガスで膨らませて内臓動かしているので、1か月くらいは様子見で。だそうです。



・まとめ

腹腔鏡手術は、

術後の痛みは同じだが回復が早い。

癒着剥離が無ければ、もっと早く退院出来たかも。

デスクワークであれば1週間程で復帰出来るかもしれません。

僕は立ち仕事で刃物を持つので、もう少しゆっくり休ませていただきますね^^


最後に、

今回の入院も沢山の方にお世話になりました。

本当に人間って1人で生きては行けない生き物です。

「ご心配をおかけしてすみません!順調に回復中です!!」


そして、、

人間なんて、オモチが喉に詰まっても死んでしまうような儚い生き物です。

毎日病気の事を考えても時間が勿体無い。

生きている今を楽しもう!!


そう自分に言い聞かせて終わりたいと思います。


生検の結果が出たらまたご連絡します。