首のしこりと僕 側頸嚢胞〜癌 目指せサバイバー -2ページ目

首のしこりと僕 側頸嚢胞〜癌 目指せサバイバー

47歳美容師 
40の時に突然の癌宣告 
ウィルス性中咽頭がん
5年後、鎖骨リンパ節転移
手術、抗がん剤、放射線

2022/3 胆のう摘出

前回のブログ↓

https://ameblo.jp/cancers123/entry-12731618937.html



前回は、麻酔から覚めた所まででしたね。


前の手術で覚醒した時もそうだったのですが、

先生や看護師さんの声は聞こえるんです。

だけど目は開けられず、ピクリと指も動かない。

呼吸器が挿管されていて、息が勝手にシューシュー言っている。

これって、もの凄い恐怖です。


もしかして、金縛りや、植物状態に落ちいった時ってこの感じなんですかね。


そのうち喉からズルズルっと太い管が抜かれると、身体が急に戻って来ます。

それと同時にお腹が痺れているのを感じます。


鼻からは胃液を抜く管と酸素の管、オシッコの管、点滴、腹帯でグルグル巻きのお腹。

そのままベッドで部屋に戻ります。


地獄の時間のはじまりです。





↑手術時間3時間。戻って来ました。


家族に無事を知らせるために、この写真を撮った後はひたすらに耐える時間です。


毎回そうなのですが、術後は頭を上げては✖️。

ベッド上絶対安静。


鼻からの管は、唾液を飲む度引っかかり。

酸素の管からはシューシューと。

腹筋が引き裂かれたかのような痛みとお腹の中の焼けるような痛み。

寝返りも打てません。


「朝まで耐えれば、管が外れる。」

そう思うのですが、なぜか1時間おきに目が覚めるのです。


19:00か〜、、、ウトウト

え?まだ20:00、朝まで長いな、、ウトウト

21:00?痛ぃ〜、、、、痛み止め入れてください、、ウトウト


6:00!!ようやく朝になりました。


看護師さんが腹帯を開けると、あてているガーゼがビショビショに。(またこのパターンか、、、)

いつもこの液体の量が多くて入院が長引きます。


採血をして、異常が無ければ管を外していきます。


まずは鼻の管を。

ズルズルズルズル〜 気持ち悪い〜

そして、オシッコの管。

キューン、キューン、ズキューン!!相変わらず痛い。


「立てるかな〜ではドンドン歩いてくださいね〜」

なんとか立てましたが、お腹は痛くて伸ばせません。


そしてトイレへ。

チョロチョロ〜 バスッ!!

え?バスッって空気抜けた?

そして便器を見ると、、、真っ赤な鮮血が。

傷ついたね。


先生が回診してきて、今回の手術の説明をしてくださったのでした。


続く




こんにちは〜


今回は前回の続きで、

<胆のう摘出手術をレポートしたいと思います。>


先ず聞かされていたのが、2時間の手術で、2泊3日の入院ということでした。(予想通り無理でしたが笑)


今までの入院経験から言って「計算合わなくない?」と思ってました。フタを開けてみたら、


・前の週に全ての術前検査(CT、MRI、エコー、レントゲン、血液、心電図)

・前々日にPCR検査(陽性であれば手術中止)

・前の日21:00〜絶食+下剤


ここまでの準備を済ませて、当日にピットイン(入院)となりました。




入院後は、術着に着替えて、点滴〜浣腸でお腹の中を空にします。


T字帯(ふんどし)をつけて、、、


後は看護師さんが呼びに来るまで、、、、、

死刑囚の気持ちになります。




しかし、また手術か〜

全身麻酔をやった事が無い人は言います。


「寝てるうちに終わるからいいじゃない」


いやいや、いきなり意識を落とされて、気づいた時に、

管だらけでがんじがらめ。痛みで動けず、動いちゃダメ。意識は朦朧で、寝てるのか起きてるのかわからない。

あの感覚を知らないからではないでしょうか?


はっきり言います。


僕、入院は嫌いじゃないけど、手術は嫌です。


というわけで、そろそろ時間かな〜



看護師さん「このストレッチャーに寝てください」


僕「歩いて行くんじゃないんですね?」


看護師さん「今から少し眠くなる点滴入れるので」


ガラガラと手術室に運ばれて、

ドクターエックスのドラマのような先生たちに手際良く囲まれます。


この時には不思議と覚悟が決まっているもので、

「先生よろしくお願いします」と謙虚な気持ちでご挨拶。


「はい!それじゃ〜少し眠くなりますからね」


あれ?なんかマスクに隙間空いてない?あんまり眠くならないけど、、。あ、ヤバい、心臓ドキドキして来た、、、あ、、大丈夫、、なのコ、、、、レ?、、、、


と、ここで意識終了となりました。

次の瞬間には、


「聞こえますか?終わりましたからねー」


(アレ、、、身体が、、動かない、、、え?、、、金縛り?、、)



次回へ続く





みなさんお久し(半年)ぶりです。


便りが無いのは元気な証拠。

おかげさまで、中咽頭ガン再発手術化学療法から2年が経過いたしました。


中咽頭がんの方は、相変わらず耳鳴りには悩まされておりますが、無事に異常なく過ごしております。


今回は、

先日行って来た<腹腔鏡下胆のう摘出手術>について書きたいと思います。

(これについては、書いている方が多いので簡単にまとめます。)


<症状>

2〜3年?もっと前から?

しょっちゅうミゾオチ周辺が痛くなる。

胃痛だと思って胃薬でやり過ごしていましたが、、、

ちょっと食べ過ぎたかな〜と思った夜に、なんとも言えない痛みに悶える事が多くなりました。

この痛みは独特で、伸びても縮んでも痛く、収まらず長く続きます。耐えられないほどじゃないのも特徴でした。

しかし、数時間経つと何事も無かったように治まります。


これを数回繰り返して、消化器内科で診てもらうことにしました。


<診察>

定期的、半年に一度の超音波検査とCTの結果、石が少し大きくなって来ている事、痛みがある事で胆のう摘出の手術を勧められました。


<決断>

がんに比べれば、大人の男女で胆石を持っている、胆のうを取っている方は沢山いらっしゃいます。

色々とお話しを聞いていると、胆石が胆道に詰まって胆嚢炎を起こすと、激痛で救急車に。場合によっては命にも関わるそう。

「あれを経験するなら今のうちに取っちゃった方が良いと思うよ〜」とのことでした。


これであのミゾオチ痛から解放されるなら、、、そう思い、手術をお願いしたのでした、、、




無事ピットイン。

入院に慣れている自分が嫌です。


あー全身麻酔怖いよ〜


それでは、次回詳しくレポートします。