前回のブログ↓
https://ameblo.jp/cancers123/entry-12731618937.html
前回は、麻酔から覚めた所まででしたね。
前の手術で覚醒した時もそうだったのですが、
先生や看護師さんの声は聞こえるんです。
だけど目は開けられず、ピクリと指も動かない。
呼吸器が挿管されていて、息が勝手にシューシュー言っている。
これって、もの凄い恐怖です。
もしかして、金縛りや、植物状態に落ちいった時ってこの感じなんですかね。
そのうち喉からズルズルっと太い管が抜かれると、身体が急に戻って来ます。
それと同時にお腹が痺れているのを感じます。
鼻からは胃液を抜く管と酸素の管、オシッコの管、点滴、腹帯でグルグル巻きのお腹。
そのままベッドで部屋に戻ります。
地獄の時間のはじまりです。
↑手術時間3時間。戻って来ました。
家族に無事を知らせるために、この写真を撮った後はひたすらに耐える時間です。
毎回そうなのですが、術後は頭を上げては✖️。
ベッド上絶対安静。
鼻からの管は、唾液を飲む度引っかかり。
酸素の管からはシューシューと。
腹筋が引き裂かれたかのような痛みとお腹の中の焼けるような痛み。
寝返りも打てません。
「朝まで耐えれば、管が外れる。」
そう思うのですが、なぜか1時間おきに目が覚めるのです。
19:00か〜、、、ウトウト
え?まだ20:00、朝まで長いな、、ウトウト
21:00?痛ぃ〜、、、、痛み止め入れてください、、ウトウト
6:00!!ようやく朝になりました。
看護師さんが腹帯を開けると、あてているガーゼがビショビショに。(またこのパターンか、、、)
いつもこの液体の量が多くて入院が長引きます。
採血をして、異常が無ければ管を外していきます。
まずは鼻の管を。
ズルズルズルズル〜 気持ち悪い〜
そして、オシッコの管。
キューン、キューン、ズキューン!!相変わらず痛い。
「立てるかな〜ではドンドン歩いてくださいね〜」
なんとか立てましたが、お腹は痛くて伸ばせません。
そしてトイレへ。
チョロチョロ〜 バスッ!!
え?バスッって空気抜けた?
そして便器を見ると、、、真っ赤な鮮血が。
傷ついたね。
先生が回診してきて、今回の手術の説明をしてくださったのでした。
続く