ウインナホルン | ホルン吹き竹内修「Canoro Corno♪」

ホルン吹き竹内修「Canoro Corno♪」

canoroとは「歌うような」「音色の良い」のイタリア語

先日、私の主宰するホルン合宿をやったんですが(もう20年以上コロナ禍も毎年開催してます。)、その際お弟子さんが2名ウインナを持参してみんなでデュオしたりして遊びました。今までウインナは興味なかったんですが、合宿最終日に1人のお弟子さんが「先生、持って帰りますか?」と貸してくださった(Robert Engel)のでありがたくお借りしました。マウスピースだけは自分で選んでWHFのG5というのを選んで吹いてます。ボーゲンのレシーバーががえらく太いのでシャンクにアルミを二重に巻いて何とか合わせて。ウインナはバルブのショックが嫌だったんですが、吹いてるうちにこんなもんかと思うように。なるべくバタつかないようなフィンガーワークも必要なんでしょうね。

右手はほぼ添えるだけに近い方がいい。モダンとはやはり違う。でも全く入れないのはダメ。親指を立てる人もいるようですが、私的にはそれは合わない。フィンガリングもいろいろあるようですが、とりあえずいいとこ取りのフィンガリングでAもオープンで取ったり12で取ったり。Gもオープンで取ったり1で取ったり。

えらくボアが細いせいかちょっと水が溜まると当たらなくなる。しかし水抜きが慣れないという新鮮さ。

面白いですね。これマウスピースがもっとフィットすると意外と吹けそうです。とは言えウインナでソロを吹けるほどタフではないなあ。