桜の季節が終わり、
ゴールデンウィーク間近の爽やかな朝
里山シェルターに下妻市の杉田設備さんが毎日ボランティアで入ってくださり、
第1シェルターの犬舎が様変わりしました。
犬舎の屋根工事が完了しつつあります。
コンテナハウス全体を覆うように屋根ができ、雨の日も犬たちが外の小さなランで運動したり、雨に濡れずにごはんを配膳したりができるようになりました。
日除けの遮光ネットを被せれば夏も陽射しを遮れます。
シニアコンテナまで屋根は広がっていました。
信太郎
信ちゃんからも、ありがとうございます
犬猫の収容施設、シェルターは、土木、建築、大工仕事、フェンス等外構工事、屋根付け、草刈り、定期的なメンテナンス、修繕、電気水道工事が切っても切り離せないもの。
たくさんの方々のお力とご協力により初めて実現できる空間です。
食べる、寝る、💩を出す。
生きるとはまずコレ。
基本全頭に避妊去勢をするので、シェルターでは❤️繁殖はやりません。
究極の行為は食べて出して寝る。
いかに快適な空間にするか。
凝ればキリがないし譲渡先のご家庭で幸せ掴んでほしい。
とはいえシェルターが終の住処となる犬たちもいるから、きちんとしたハウスにしたい。
昔は洞穴。
住まいとは何か?
の基本を考えさせられます。
適度な湿度や温度、採光は?
素材は?
耐久性も含めて。
この地の風土は?
虫対策、
蚊のもたらすフィラリア症を予防するには?
蚊を寄せ付けないためには?
日々のお世話を楽にするシンプルさ。
動線。
それから事故防止。
コード齧りがない環境。
犬がフードや薬に届かないような配置に。
よじ登りがないよう天井にフェンスを張る、
窓を破って外に出たときに脚がつくか。
そもそも窓に届かないような係留の長さにしているか。
ケージや部屋の入り口が外れないよう確認。
夜間にもし入り口から飛び出たら、他犬を襲ったり接触しないかどうか。
あらゆる危険を想定し、未然に防ぐ必要があります。
人災は起こしてはならないから。
頭を捻って予測し、事故があればヒヤリハットの段階で必ず報連相。
だれかを責めるのではない、
こんなヒヤリがあったよ、
これで済んで良かった、
みんなで再発防止をしようね、気をつけようね
の声かけ。
明日は我が身の恐ろしさ。
計算通りにはいかない犬猫相手。
まずは、報告連絡相談の
報連相
よろしくお願いします
ボランティアさんへ
犬を散歩に出すときには
【首輪】
①首輪の状態(ひび割れ、外れかけがないか?)を確認していただき、②首輪の緩み(緩すぎないか、きつすぎないか)、③ベルト自体がきちんと装着されているか、ツク棒がベルト穴に差し込まれ、尾錠(バックル)に嵌め込まれ、さらに首輪の先端(剣先)がループ状の部位(定革)を通っているか(首輪の剣先がぶらぶらしていないか)を確認してください。
【リード】
切れかけていませんか。
ショルダーリードを付けて、手が離れても、身体と犬のリードが繋がっているように。
首輪すっぽ抜けがないよう、ダブルで付けてください。
ハーネスだけはNG🆖です。ハーネスは抜けたり片脚が引っかかったり、サイズが合わねば脇の下がスッパリ切れたりします。
保護犬は噛みや怯えがありなかなか触れないため、ハーネス装着や交換が困難です。鎮静をかけて装着しても噛み切る犬が続出し、私たちも断念しました。もちろん、慣れた犬にはハーネスを使うようにします。
住まいを脱走させない構造にするには?
スッポリとフェンスで囲んでバリケードを作るのがやはり安心です。
土は掘れるから気をつけて。
CAPIN第1シェルターも、小梅ハウスを作ったのを機に犬舎をバリケードで囲んでいましたが、大ドッグランの入り口まではいったんバリケードから出ねばなりません。
その10メーターで脱走事故が起きないように、さらなるバリケードを作ることになり、工事が始まります。(赤線↑)ドアも3カ所付けます。
犬との知恵比べ、根気比べです。
ドッグランではシングルリードをつけて遊ばせるため、シングルリードで犬舎から大ドッグランに移動できれば、日々のラン出しもスムーズになります。
ボランティアさんが少しでも楽なように、安全に。
杉田様と打ち合わせ中
草刈りをしなくては、、、
すごいことになってます
窓2枚は付いた保冷車。
ドアをつけなくては、、、で杉田様にご相談しました
シャッターコンテナの間にデッキと屋根をつけ、シニア犬がウロウロ出入りできる場所を整えて参ります。
それから猫ハウスもじきに搬入となります。
ボランティアの皆さまと力合わせてがんばります
しみゃおさん、朝に晩に奮闘くださりありがとうございます‼️
猫ボランティアさんお待ちしています
子猫のミルクボランティア様もお待ちしてます
里親会で保護犬猫を迎えてください
by鶴田真子美(おかめ)