【折り紙】昔の人すげぇ。 | エッジワークス・絶佳工房

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消しゴムはんこ、カッティングステッカー、ソープカービング、等々・・・刃物を使った彫りモノを主として扱っております。

折り紙やってると、ただただ日本古来の伝統、美的センス、繊細さに感服するばかり。
折り鶴なんて、造形美の極致と言っていい。それが正方形の紙一枚で簡単にできてしまう。
あぁ、よくぞ日本人に生まれけり。

・・・くだけて言うと、
「うーわ、よくこんなの考えたな!昔の人すげぇぇ!!」
・・・って、感激しまくり。

例えば『菖蒲(あやめ)』


紙には四つの角があるため普通に作ったら左のよう花びらは四枚になるが、右の三枚花びらはどうやっているのか?
答え。


割と早い段階で、角を一つ内側に折り込んでしまう。
そこから先は、その角は「無いもの」として扱う。
内側に一枚余分なパーツができるから折りにくくなるけど、気にしなーい・・・ってスタンス。
元来、折り紙とは紙一枚分の限られた資源の中でできるだけ多くの表現をするものだが、これは紙の四分の一を捨てるに等しい。しかも邪魔になる。
そこを押し切っての三枚花びら・・・お見事としか言いようがない。


も一つ、感激した折り紙『宝船』。

なんだかんだやって、ここまで持ってくる。
そして、問題は次の一手。
真ん中のビラビラをつかんで・・・


引きずり出す!!
作る前は、折り図見て驚嘆した。
「あー!ムリ無理!絶対破ける!破けるってーー!!・・・出てきたよコイツ」
となった。
よくもまあ、昔の人はこんな事考えたもんだよ全く。

・・・とまぁこのように、あなたも『感動の一手』に出会えるかもしれませんね。
さぁレッツ折り紙!!
宝船の完成図は、君自身の目で確かめるんだ!!

・・・シメがテキトー。





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