香港旅行③ 10.1直後のデモに遭遇 | 似顔絵マンガ、かるめろの日々。

似顔絵マンガ、かるめろの日々。

40代主婦、8歳と5歳の母です。2013年~香港、2017年~名古屋、同年東京・大森へ、夫の転勤に伴い引越し。日々の暮らしを、最近はマンガ・イラスト少なめで、紹介しています。

 
 


 
 

 

次はホテルのことを書くつもりでしたが

 

 

その前に、香港デモについて。

 

 

 
 
 
▲ホテルで見ていたテレビ。各地のデモ隊と警察の衝突の様子を、同時中継している。
 
 
 
香港では、なにしろ子連れだったので
 
デモに近づかないよう行動していました。
 
 
結果、私たちは遭遇しなかったのですが、パパが。
←みつおさん
 
 
 
 
 
香港人の元・同僚たちと10月2日の夜、
 
会社帰りに飲みに行き、
 
そこでデモに遭遇しました。
 
 
 
image
 
 
場所が悪かったですが
 
そこはTuenWan(荃灣)。
 
前日10月1日に、高校生が銃撃された街でした。
 
 
 
でもまー彼らの会社が そこにあるのと
 
家が近所なので、仕方ありません。
 
 
 
 
 
近くの運動場で抗議集会をやっていた模様。
 
 
 
それまでは事前に予定されていたデモも
 
この頃には既に
 
いつ、どこで起こるか分からない状況になっていました。

 
 
ただ みつおさんいわく
 
「物々しい雰囲気だったが、身の危険は感じなかった」と。
 
 
 
 
誤ってデモ行進中の通りに入り込んでしまった
 
一般車両のドライバーに対して、
 
デモ隊メンバーが、丁寧にう回路を案内していたそうで。
 
 
 
そしてデモに遭遇した一般人たちも
 
静かに見守っていたようでした。
 
 
 
 
 
そりゃそうですよね。
 
 
 
誰も「知る権利」「表現の自由」
 
奪われたくない訳で、
 
 
そういう意味ではほぼ香港人全員が
 
デモ隊の主張には賛成のはず。
 
 
 
ただ問題となるのはその方法で、
 
破壊的であったり暴力的であったりするのは
 
支持できないという人も多いでしょう。
 
 
 
さらにこれは香港人同士の身内の傷付け合いえーん
 
 
 
みつおさんの元・同僚との話によれば、
 
会社では誰もデモの話はしないのだそう。
 
 
 
社内の誰の親戚が警察で働いているとか
 
誰の奥さんがMTR(地下鉄)の職員だとか、
 
 
 
つまりデモ隊か警察か、どちらかの批判をすれば
 
同僚の誰かを傷つけることになってしまうのです。
 
 
 
ただ沈黙して、デモを見守っているようでした。
 
 
 
 
 
みつおさんが路上で見つけたらしい上矢印
 
(※路面標示の矢印マークに、スプレーで"FREE HK"とペイントしたもの
 
「こういうのを見ると涙が出そうになる」と。
 
 
 
 
 
こう言っちゃ何ですが、
 
実は私の中で香港人の若者って
 
軟弱なイメージがあったのですよ。
 
 
 
頭がよくてスマートだけど、根性がなさそうで…

スネ夫みたいな印象でした。
(ごめんよ~笑い泣き
 
 
 
それが今回、香港の未来のために決起して
 
身の危険も顧みず行動している姿を見ると、
 
 
 
 
まるで
 
 
 
奮起してしずかちゃんを守りに行く
 
スネ夫のようではないですか!!!
 
 
 
 
 
決して茶化しているわけではありませんぞ~。
 
 
 
生来が勇ましいタイプじゃないので
 
却って、グッときます笑い泣き
 
 
 
 
ぜひ海外の注目を集めて
 
自由を守ってほしいですね。
 
 
 
 
 
香港旅行、つづきます。