前回の記事⇒ 香港旅行② 子連れLCCの旅(7歳女、4歳男)
次はホテルのことを書くつもりでしたが
その前に、香港デモについて。
場所が悪かったですが
そこはTuenWan(荃灣)。
前日10月1日に、高校生が銃撃された街でした。
でもまー彼らの会社が そこにあるのと
家が近所なので、仕方ありません。
ただ みつおさんいわく
「物々しい雰囲気だったが、身の危険は感じなかった」と。
誤ってデモ行進中の通りに入り込んでしまった
一般車両のドライバーに対して、
デモ隊メンバーが、丁寧にう回路を案内していたそうで。
そしてデモに遭遇した一般人たちも
静かに見守っていたようでした。
そりゃそうですよね。
誰も「知る権利」や「表現の自由」は
奪われたくない訳で、
そういう意味ではほぼ香港人全員が
デモ隊の主張には賛成のはず。
ただ問題となるのはその方法で、
破壊的であったり暴力的であったりするのは
支持できないという人も多いでしょう。
さらにこれは香港人同士の身内の傷付け合い。
みつおさんの元・同僚との話によれば、
会社では誰もデモの話はしないのだそう。
社内の誰の親戚が警察で働いているとか
誰の奥さんがMTR(地下鉄)の職員だとか、
つまりデモ隊か警察か、どちらかの批判をすれば
同僚の誰かを傷つけることになってしまうのです。
ただ沈黙して、デモを見守っているようでした。
みつおさんが路上で見つけたらしい
(※路面標示の矢印マークに、スプレーで"FREE HK"とペイントしたもの)
こう言っちゃ何ですが、
実は私の中で香港人の若者って
軟弱なイメージがあったのですよ。
頭がよくてスマートだけど、根性がなさそうで…
(ごめんよ~)
それが今回、香港の未来のために決起して
身の危険も顧みず行動している姿を見ると、
まるで
ドラえもん「のび太の宇宙小戦争」で
奮起してしずかちゃんを守りに行く
スネ夫のようではないですか!!!
画像はマンガ大好き!~漫画のよろず屋的ブログさんより▲
決して茶化しているわけではありませんぞ~。
生来が勇ましいタイプじゃないので
却って、グッときます
ぜひ海外の注目を集めて
自由を守ってほしいですね。
香港旅行、つづきます。