ちばぎんです!
いやぁ!
不安です!!!!
配信OKしてくれるかな……。
してくれたところで電波はあるのかな……。
日によっては当日分のイチゴが終わっちゃって、入れない日もあるとの事だし……。
カップルいっぱいで死にたくならないかな……。
そもそも、面白いのかなコレ……。
と、まぁ、不安はつきませんが(笑)
なんとか形にできるよう頑張りますです。
そんなこんなで今回もっ!
あらすじからっ!!
どぞっ!!!
【あらすじ】
(いろんな意味で)や~~っとこさ目的地であるバラナシ行きの列車に乗り込んだ兄弟。
インド旅行記はいつ終わるのであろうか。
ホントに。
【インドの列車は危険がいっぱい!?】
スリは当たり前レベル。
お菓子や飲み物に睡眠薬を盛って食わせようとする輩すら存在する超危険トレインだと、事前に読んだガイドブックには書いてありました。
そんな乗り物に(定時で)16時間。果たして無事に目的地で降りる事は出来るのでしょうか。
車窓から見たインドの街は、とにかくゴミの量がハンパじゃない。
え?なに?ゴミの落ちてない所は存在しないの??と疑いたくなるほどゴミ、ゴミ、ゴミ。
あと、線路の至る所でで野グソしてる。
え?なに?線路でしなきゃいけない理由があるの!?ってくらい野グソしてる。
あと、列車内が超うるさい。え?なに?こんなところで携帯でガンガン音楽流して良いと思ってんの?
うるさいっつーか……インドの曲やっぱめっちゃ良いなおい!!!
とまぁこんな感じで、とにかく車内外の、至る所が騒がしい。
しばらくはそんなインドの情緒を楽しむものの、流石に携帯もなんもない(圏外)状態では、そんな情緒も、5時間もすれば飽きてくるものです。
慣れとは怖いもので。
えぇ。
あんなけ列車、ビビッてたクセにですよ。
えぇ。
結局寝ましたよね。
えぇ。そうして基本的には寝て過ごし、乗り込んで18時間はたったであろう頃(定時なら2時間前についてるはずの時間)。
「マジでなにを目印に降りればいいんだろう……。ひょっとしてもう過ぎてたりして……。」と、
とてつもなく不安になってきます。
もうとっくに目は覚めて、いつ「急に降りなきゃ!」となっても動けるような臨戦態勢をとってから、約3時間。
あああ……これは……
どうすればいいんじゃ~~………
「着いたよ。」
前の席のおばちゃんが普通に教えてくれました(´∇`)
おばちゃん……!!
ありがとう!!ありがとう!!
命の恩人だぜあんた!!!!!
便宜上(面倒臭かったので)、今まで「列車はバラナシ行き」と書いていたのだが、実はこの列車が着いた駅は正確にはバラナシではない。
バラナシから車で30分程の駅、「ムガールサライ駅」。
ここから「超スリリングな乗り物」と、もっぱら噂のオートリクシャーに初乗車して、バラナシに向います。
ムガールサライの駅を出ると、すぐにオートリクシャーのおっちゃんが話し掛けてきます。
勿論、当然のようにふっかけてくるので、ガイドブックに書いてあった値段相当まで値切って、乗り込む。
っつーかもう、ちょいちょいこすってますけど!!??
バラナシに到着じゃーーーーーい!!!!
時刻は既に23時を回っているのです。
今から泊めてくれる宿が、果たしてあるものなのか………。
と、頭の隅ではうっすら考えては居るものの、やっぱり目的地のバラナシに着いた喜びの方が上回り、兄弟揃って不安の色は薄い。
だってだって!!!
牛が!!!!!
メインストリートから宿方面に向かうにつれて、人も街灯も一気に少なくなっていく。
当然ガイドブックの地図を参考にしながら歩く訳だけど、寸法感が全く判りません。
「たぶん方角はあってるんだろうけど、細かいところまでは全然判らんな~。。」とか思いつつ、初めて見るバラナシの風景を楽しみながら歩いていると、
「どこいきたいんだ?」
今度はオートじゃないリクシャー(つまり人力車の自転車版)のお兄ちゃんが声を掛けてきました。
ガイドブックで目星をつけてたゲストハウス(旅行者向けの安宿)の名前を言うと、300ルピーでどうだ?と言ってきます。
「歩くの楽しいから大丈夫。」
と、値切りのつもりでもなんでもなく断るも、
「んじゃあこれならどうだ!?」
と、勝手にドンドン下がっていく値段。
気付くと、断り続けるウチにアホ程安い値段になっていました。
えっ。
20ルピーで良いの!?
ま、まぁ早いトコ宿には着きたかったし、40円で良いって言うなら……乗るか。
と言う感じで、リクシャーも初乗車!
風がとても気持ち良い。
ただ、やっぱり人力なので、成人2人+2人分のバックパックはかなり重そうです。
少し漕ぐうちにドンドン汗だくになっていくお兄ちゃん。
ドンドン居たたまれなくなっていく兄弟。
一向に着かない目的地。
ん……??
あれれれ……???
絶対もう過ぎてるよね!?
いくらなんでもかかり過ぎだよね!?
もう30分くらい漕いでるけど!!
多分(予想だけど)徒歩でも20分くらいの場所だったよね!?
そして。
なんか知らんホテル到着。
ざっけんな!wwwwwww
ここじゃねぇ!wwwwwwwwww
「俺らの行きたいのはここ!!」
ガイドブックの地図を見せる。
「おー!なんだよそこかよ!!そこもう2キロ前に過ぎてるよ!!」
「過ぎてるよ!」じゃねぇよ!!!wwwwww
って言うか、ゲストハウスの名前聞いてから乗れよって言ったよね!?
えっ!?
ウソだろ道知らなかったの!?
っつーか、なんなら知らなくても良いけど、テキトーな宿連れてくんの辞めて!?
汗だくの兄ちゃんには悪いが、2キロ前まで戻ってもらう。
-15分後-
「この先だよ。」
と、リクシャーの入っていけないような小路地を指差す兄ちゃん。
20ルピー渡すと、「こんなに頑張ったんだから、もうちょっとくれよ!」と言ってくる兄ちゃん。
「いやいや、その頑張りの半分は自分のせいだ……。」
と思いつつも、俺の頭に名案が閃きます。
複数のインドの旅行ブログにて!
「確実に重宝する!!もっと持っていけば良かった!!」と書かれていたこのアイテム!
「値切りに!チップに!賄賂を求められた時に!仲良くなった印に!どんな時にでも絶大な効力を発揮するゥ!」と、もう水戸黄門の印籠バリに書かれていた、そのアイテムをッ!!
使う時が来たのだッ!!!
今だ!!4色ボールペンッ!!!!!!!
どうぞー!!!!!(ドヤー!!!!)
とても不満そうです。。。
とても不満そうな兄ちゃん(一応ボールペンは貰っていったようだ)に別れを告げ、小路地に入っていく兄弟。
えっ?
ホントにこの先???
こここ怖すぎるんですけど!!?
灯りがほっとんどなく、めちゃくちゃ暗い小路地。
映画で見たスラムそのものなんですけどこれは………。。
しかしこの先に進まない訳にもいかず、怯えながら進んでいく兄弟。
T字路に突き当たり、どっちに進むか迷っていると、どこからともなく人影が近付く。
物凄い髪とヒゲをたくわえたおっちゃんが、無言で近付いてきてガイドブックを覗き込む。
クソ怖い。
(これ↑が暗闇からいきなり現れたところを想像していただこう……。)
おっちゃんはガイドブックを覗き込みながら、なにやらブツブツ言っている。
えと……どこ行きたいんだ?って事なのかな……?
「えと……この宿に行きたい。」
と、ガイドブックの地図を差しながら、希望を伝える。
着いて来い、とジェスチャーをして歩き出すおっちゃん。
連れてって……くれる……って事なのかな…?
おっちゃん自体が怖すぎたものの、どうやら危害を加える気は無さそうだ。
それに、この見た目ほとんどスラムな小路地は、兄弟2人では不安過ぎた。
ぶっちゃけ、
おっちゃんめっちゃくちゃ心強い!!!!!
おっちゃんに着いて歩いて行くと、道の先に二人組のコワモテのお兄ちゃんが、タバコを吸ってダベって居た。
いやいや怖い怖い怖い!!!
おっちゃん居なかったらこんなん、
ダッシュで引き返すわ!!
お兄ちゃんに話し掛けるおっちゃん。
ガイドブックを見せるおっちゃん。
………。
ってうぉぉぉぉぉぉおい!!!
おっちゃんも道知らないんかーーい!!!
ツッコみが!!!!!
間に合わねぇええええ!!!!!
なんなの!!インド人!!
なんで道知らないのに連れてこうとするの!!??
コワモテのお兄ちゃん親切に道教えてくれたわ!ありがとう!!!
お兄ちゃんの指す方角に進むと、やがて目的の宿の看板が!!!
あったー!!やったーー!!!
………。
部屋が……空いてない……だと……。
しょうがない……第2希望の宿に向かおう……。
おっちゃん、2件目探しも着いてきてくれるようです……。
なんだよおっちゃん……。。
優し過ぎかよ………。。。
そして運命の2件目。
決まったー!!
うおーい!!!
うおーーーい!!!
おっちゃん!!
おっちゃんありがとう!!!
え?なになに???
バクシーシ??????
ああ!バクシーシね!!!!
寄付ね!!!
やっぱりね!
タダじゃないとは思ってたよ!!
そして!
ここぞとばかりにドヤ顔でボールペンを差し出す俺!!
流石におっちゃんなら喜ぶだろう!!
え?
あ、ボールペンは貰うけどお金も欲しい?
ですよね~!!!!!
しかしマジで心強かったおっちゃんに20ルピー程渡して、(汗だくのリクシャーの兄ちゃん、なんかすまんな!)宿の中へ。
カウンターの前のテーブルに座り、チェックインの手続きをしていると、宿のおばちゃんが「腹減ってないか?」と聞いてきます。
そう言えばずっと緊張感から忘れていたが、朝のチケット屋の隣のカレーしか食べてなくてペコペコです。
めっちゃ減ってると伝えると、メニューを渡してきました。
どうやらここで、普段食事も出しているようです。
「ハウマッチ?」
「ギブユーギブユー!!」
え!?タダってこと!?
マジで!?
ありがてぇええ……
ありがてぇえええぇ………
なんだよ……色々ビビッてだけど、昨日今日と2日間思い返してみると、なんだかんだインド人みんな優しいやないかぃ。。。
出してもらったカレーを食べながら、明日の朝食もここで食べる事に決めました。
チェックインを済まし、お腹も膨れ、部屋に案内される。
Wi-Fiもバッチリとの事。
荷物を置いて一息つく。
Wi-Fiは届いてない。
うん。。
まぁ、、、、うん。。。。
しかし、達成感が凄い。
まだ目的地に着いただけなのに。
今まではバラナシに辿り着くために、ずっと気を張って来た訳ですが、無事目的地に着き、宿も決まり、「やっっとここからが観光!!」と言う気分になってきた訳です。
その晩は2人ともすぐにノックダウン。
泥のように眠りました。
やはりまだ気が張ってるのか、早朝に目が覚めます。
時計を見ると、ちょうど日の出の時間近くだったので、ホテルの屋上へ。
この時インドの事を初めて「綺麗だ」と感じ、今日から始まるバラナシでの日々に、心躍らされるのでした。
【余談】
翌日の朝ごはんの支払いの時に、しっかり昨日の夕飯代も含まれてました☆
まぁ、、、、うん。。。。
一瞬みんな優しいとか思ったけど、
そういやちゃんと思い返したら、みんなしっかり金は取ってってたなぁ……。
【あとがき】
さてさて。
とりあえず。
土下座しますかね!
遅くなって(なり過ぎて)
申し訳御座いませんでしたぁああああ!!!
その前に来週辺りにもう一回、ピグ回のような関係無い回を挟もうかなと思っておりますです!
ではでは!!
また来週~!ノシ