記憶は700%嘘とは | 悩みの根源を成仏させる地に足着いた心理学。

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起きている現実は100%自分の潜在意識を映す鏡です。
心理学・森羅万象を創る正負の法則・量子力学をもとに、起きている現実から認知の歪みを紐解き、新時代を思い通りに生きる地に足着いた方法を提案します。

こんにちは。高橋ゆりこです。

 

先日の記事↓

 

カホコが自立する方法

 

のつづきです。

 

 

過去に感じないようにと封印した未完了な感情や思いを、しっかりと昇華すると、どうしてフラットな視点で見ることができるようになるのか?

 

 

この理由としくみについて、お伝えします。

 

 

人が、出来事を記憶するとき、どんな風に記憶しているか。

 

人は出来事を、起きたままには記憶しません。

 

自分の思い込みのフィルターを通して、感情や思いと共に記憶します。

 

 

例えば、

 

「お母さんはわたしの話を聞いてくれない。」

 

と感じる出来事がたまたま数回続くと、

 

「お母さんはわたしの話を聞いてくれない人」認定をします。

 

 

ここで出来上がった思い込みが、
 

その後の出来事の受け取り方を全て決めてしまいます。

 

 

最初から「お母さんはわたしの話を聞いてくれない」と決めてかかりますので、
 
どんなに事実は違っても、

 

全ての出来事を、

 

「ほらやっぱり、お母さんはわたしの話を聞いてくれない」

 

と捉えて続けます。

 


この思い込みのフィルターを外さない限り、
 
ああ、また同じことが起こった

 

→やっぱりそうだ

 

→さらに、その思い込みを強固にする

 

となることで、思い込みを事実として認識してしまうのです。

 

 

話しかけてるのに、

 

上の空だった

 

ぶっきらぼうに返してきた

 

生返事だった

 

という印象は、自分の思い込みのフィルターが創り出しています。

 

 

事実に、最初から、相手が悪い!という自分の思いが乗っかって記憶してしまうんです。
 

 

記憶は700%嘘 というのは、こういうことなのです。

 

 

そのため、記憶から正確な事実を洗い出すためには、この思い込みのフィルターを外す必要があります。

 

 

この思い込みのフィルターを外す作業が、

 

自分を責め切る

母親を責め切る

 

という作業です。

 

 

自分が悪いと常に思っている人は、

 

出来事に、どうせわたしが悪いという思いを載せて認識します。

 

なので、どんな出来事も、

 

ほらやっぱりわたしが悪いんだ。

 

という出来事として捉えてしまいます。

 

 

これは、無意識に小出しに自分のことを悪い悪いと責め続けている状態で、終わりがありません。

 

 

なので、意識的に、けっちょんけっちょんに自分を責め切る。

 

自分を叩き潰す勢いで、責めて責めて責めまくる。

 

責める思いを出し切ることで、自分責めを小出しにする必要がなくなるのです。

 

 

相手に対しても同じです。

 

 

お母さんが悪い

わたしが悪い

 

など、加害者と被害者が存在している段階では、正確な事実を認識できません。

 

 

なので、悪いと思っている相手を責め切って、悪いというフィルターを外す必要があるのです。

 

 

そうすることで、思い込みのフィルターを外した、正確な事実を捉えることができるようになります。

 

 

自分の中に、悪者(加害者)がいる場合は、まずその悪者を責め切る。

 

その後に、被害者を責め切る。

 

という作業をしてみるといいですよ。

 

 

加害者と被害者の両方を責める、というのはセットです。

 

まず加害者を責め切って、

 

もうそろそろ許してやってもいいかな、と思えたら、

 

次は被害者を責め切る。

 

 

両方をやることで、思い込みのフィルターを外すことができるようになります。

 

 

あなたにとっての悪者は、誰ですか?

 

 

 

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