自己紹介も兼ねて
私のこれまでを綴っています！
３）周りと違うことをするのが怖かった【似顔絵と出会うまで③】
前回の続きです。
小・中・高・大学と、
私はずーっと同じパターンを
繰り返してきました。
絵が好きで
その道に進みたいと思いつつも
無難な道を選ぶ。
そしてもやもやする。
なぜずっとそのパターンだったのか。
それは
自信のなさ
自己肯定感の低さ
からきていたんだと思います。
私は中学生くらいから
自分の優柔不断さが嫌だと
思っていました。
何かを決めるときいつも、
「これでいいのかな？」
「どうしよう・・」と悩んで。
誰しも多少は
そういうことがあるとは思いますが
今思えば 私は悩むとき
いつも意識していたことがありました。
それは、母の意見です。
悩んだら
「お母さんはこう言うだろうな」
「これならお母さんも反対しないな」
と考えたうえで
母に相談していました。
小さい頃から
「なんでも頑張らなきゃだめ」
「人の役に立たなきゃだめ」
「迷惑かけたらだめ」
と言われてきて。
母が決めた門限などの
家庭内のルールも
とても厳しかったため
衝突も多かったです。
でも幼かった私は
しっかり言い返すこともできず
だんだんと抵抗することに疲れてしまい
いつしか自分の気持ちを隠して
反抗しないようになりました。
そうすれば、平和でいられる。
衝突しないで済むとわかったからです
母は「そんなつもりはなかった」
と言いますが(笑)
でも本当に母の意図とは関係なく
私が勝手に
「母の言うことは聞かなきゃいけない」
と思うようになっていたんです。
だからどんどん
「自分で決めること」が怖くなり
同時にそんな自分が
嫌になっていきました。
母にもよく
「なんでそんなに優柔不断なの？」
と言われていました。
その時は気がつきませんでしたが、
何を決めるにも母からの
「それでいいよ」
「いいんじゃない」
という言葉を期待して
「それはだめ」
「こうしなさい」
という言葉を怖れ、
そう言われないような
選択をするようにしていたんです。
今思えば
母は私のことが心配だから
言っていただけのことも
たくさんあったと思いますし
私が本当にやりたいこと
したいことだと主張していれば
応援してくれたはずです。
もしくは
反対されてもするくらいの
気概を持てていたら
何か違ったかもしれないです。
でも当時はそんな余裕はありませんでした
そして母だけでなく
父や他の家族、先生や友人
テレビなどからも
影響を受けるようになり、
気がついたら
「あの人がこういったから」
「こうすべきだから」
「こうじゃないといけないから」
と、
他人軸で生きるように
なっていました。
これが、
自信がない≒自己肯定感が低い
ということなんだと思います
でも、いくら周りを気にしていようとも
人は自分の本音を
完全に捨てることはできません
だから私は
何度も同じパターンを
繰り返していたんです。
私もそうでしたが
自分の気持ちに嘘をつき
自分を否定する状態は
とても苦しいものです。
私も、自分のやりたいことより
仕事や周りからの
期待に応えることを優先し
自分の意志や体のことは
二の次になっていきました。
そして、
新卒で入社してから
だんだんと体調が悪化していき
動こうにも動けなくなってしまいました。
そのとき私は、
「何のためにこんなに
頑張っているんだろう？」
「こんなにぼろぼろに
なりたかったわけじゃない・・」
「このままじゃいけない！」
と思ったんです。
これがきっかけで、
やっと自分の本音と向き合う
努力をしました。
自己紹介シリーズ、
次回が最終回です！(たぶん)
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