娘に理解させるのは難しい | いままでありがとね

いままでありがとね

結婚して22年。
2012年10月4日に子宮体癌で亡くなった最愛の妻の闘病の記録と
今までいっしょに過ごしたかけがえのない時間の記憶を綴っていこうと思います。

娘は相変わらず3勤4休で木金土日と今日まで休みです。 

娘からLINE

 「畑のキュウリか何か採ってきたのある?」

 「今年はキュウリ終わりみたい。でもきゅうちゃん漬けにしたのあるよ」

 「じゃ、もらいに行く!」 

そばを茹でておいていっしょにいつもより早い夕飯です。 

 

「あたし、来週からバイトする」 

「かんばって」 

「でさあ、この前社長にバイトしていいか訊いたら副業禁止だって」

 「たいていの会社はそうだとおもうよ」 

「でも、こんなんじゃ生活できないし」 

「社長は、困ったら相談にのるって言ったのに」 

「?」

 「そしたら給料の前借りとか・・・」

 「しょうがないね」

 「だって社長がね、去年設備も新しいの入れて厳しくって、だって」 

「そんな会社のことなんてあたしの知ったこっちゃないよ」 

「???いやいやいや・・・あなたの会社でもあるわけだけど」

 「フン」 

「とりあえず、確定申告だけはするけどさ」 

「そしたら会社にはバレますけど」 

「なんで?」 

これ以上は説明する気力がなく、娘がアパートに帰ったころに理由をネットで検索してURLをLINEで送っときました。

 

 疲れました。 

ただでさえ食欲ないのにこんな話をしながらじゃ、そばものどを通りません。 

この歳頃じゃ理解できないのかな。

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