受験、大学…それからどうするの? | ピカソプロジェクト 満足度92%!3万人が笑顔になった こどもの表現の伸ばし方

ピカソプロジェクト 満足度92%!3万人が笑顔になった こどもの表現の伸ばし方

こどもはみんな芸術家!アートでこどもたちの表現力を育てるピカソプロジェクト。
こども向けアートワークショップ、幼稚園保育園のアートサポート、保護者の方のためのワークショップ等を運営しながら、美術教育の研究を行なっています。

さすが東洋経済ONLINE様。
いつも鋭い切り口に感動致します。

「個別指導」が家庭教師より生徒を伸ばすワケ

2020年度の教育改革に親も子も戦々恐々


というタイトルで本日記事があがっていました。
受験スタイルが変わることによって、塾が指導の方法を変えてきていて、大学入学の対策に親も子も塾も色々大変。というはじまりです。
さぁ大変。これまで記憶の再生トレーニングを中心にしていた塾は、本気で生き残りの為に対策が必要です!

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今回は内容についてはふれません。

ただ、一つ、「大学に入学すること。」は人生の何をも解決してくれない。ということを、明言させていただきます。

大学に入ることに人生をかけて良いんでしょうか?
こどもが社会に出るまで、長くてもたった20年程です。
この複雑な世界に飛び出すのに、大学に入るためだけに人生捧げてどうするんですか?
大学は、もはや良い就職を補償してくれません。
良い就職すら、良い人生を補償してくれません。


大学を目指すなという訳ではないのです。
高度経済成長時代を終えた日本は、かつて大学進学率が20%に満たない時代に大学に入れた人と、50%以上の人が大学に入れる時代に入れた子とでは、大学卒業の価値は全く異なります。

大卒者の質が下がっている。と、企業人は声を揃えて言います。
そこには上記の数字のマジックがあり、昔なら大学になど入れなかったような人でさえ、大学に入れるようになってしまっているという問題があります。

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さて、世の中の状況を嘆くために、私は会社を作ったわけではありません。
人生を輝かせたいのであれば、頑張る必要があるということをこどもに伝えたくて、設立しました。


頑張るとは、大学に入ることでしょうか?


自慢をするわけではありませんが、私は

音楽を仕事にしています。
美術に関わるお仕事をしています。
進学校の高校生に国語を教えることもあります。
保育施設で職員に指導をすることもあります。

けれど、私は音大も、美大も出ておらず、教職免許も持っておりません。国文科ですが、短大です。
幼保関連の資格も持っておりません。

ただ人より早く芸術に触れ、プロの世界を知り、本当の意味で「頑張ることは結果を出すことである」ということを知っています。
その結果が、仕事であります。

頑張るというのは、自分のやりたいことを、人に伝わる形でできるようになることです。
私の仕事の場合、人に伝わるとは、パフォーマンスの質が高い、ということです。
つまり、うまくないと駄目なんです。

補足をすると、ずば抜けて、めちゃくちゃ上手いわけではないので、この程度の知名度です。
そんなに才能が豊かではないので、そこは残念なことですが、仕方ないですね。(自嘲)

少し特殊な例かもしれませんが、短期大学ではその「うまさ」や「現実の厳しさ」なんて誰も教えてくれませんでした。

音楽は、今でも師匠に付き、学び続けています、
保育や美術にかんしては、足りないことや興味がもっとあったので、43歳の今、大学院に入学し、学んでいます。学びながら、現場にフィードバックしています。



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実際に大学に行くことで得られる資格が必要な仕事はありますが、資格は質の補償ではありません。
さらに、今後10年で大きく仕事や生活の質が変わっていく中で、大学を出たからと言って補償される仕事はどんどん減っていきます。

自分が何を求めて学ぶのか、そしてそれをどのように現場に活かしたいのか。
理想で構いません。アウトプットを見越して何をインプットするのかを持っている人でなくては、大学に行く意味などない。と断言しても良いと思っています。

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大学には意味があります。
大学を目指すなとは言っておりません。

伝えたいことは、大学は「通過点」なのです。
良い就職すら、通過点なのです。

大切なことは、自分の人生をいかに生きるか、ではないですか?

そのために、その大学が必要なのであれば、大学に行きましょう!



ピカソプロジェクト10箇条の最後にこんな言葉があります。


【全てはその先に】


できれば、大学にいくという良くわからない目的で未来をコントロールしようとして焦るよりも。
今、その子の持つ素晴らしい才能をしっかり見つけ、具体的に褒め(認め)それがいつか今の先のこどもたちが何らかの「これやりたい」「実現するために頑張る」を持ち、そんなときにも応援できる親、指導者であってほしいと願います。

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補足1 
最後のページが大切です。冒頭の問題意識に踊らされないで、教育の本質をしっかり読み解いてくださいね!

補足2
こどもの「やりたい!」の本質も間違っちゃ駄目です。
ゲームがしたい、ずっと寝てたい、そういう欲求とは別の話です。

補足3
言葉の整理整頓が下手で申し訳ありません。
頭の中ではもう少し旨い文章になっていたのですが(笑)あと、上手いと旨いは、あえて自分の中では使い分けております。


言い訳だらけの長文、失礼しました(笑)

かつての教育ママは、こどもの大学中退を許し、大相撲部屋入を応援できるようになりました。

そして彼が今後どうなっていくのか。
それは…その先の未来でのお楽しみ…♡