【#4 表現力って特別なものじゃない!】こどもの表現力を伸ばせる大人になる! | ピカソプロジェクト 満足度92%!3万人が笑顔になった こどもの表現の伸ばし方

ピカソプロジェクト 満足度92%!3万人が笑顔になった こどもの表現の伸ばし方

こどもはみんな芸術家!アートでこどもたちの表現力を育てるピカソプロジェクト。
こども向けアートワークショップ、幼稚園保育園のアートサポート、保護者の方のためのワークショップ等を運営しながら、美術教育の研究を行なっています。

私は、漫画を読むのと同じくらい音楽を聴くのが好きなんですが、

主に聴いているのがハードロックです。

高校の時はMR.BIG、B'z。

エアロスミスになって、同時期にQUEENにはまって。

大学の時にラルクアンシエルを見て、なんて美しい人なんだろうと思ってそれからラルクアンシエルにはまって。同時進行でX JAPANが好きになって。

今もその人たちを聴いているかな。

あと、マニアックなところだとHarem Scarem。。。

見た目と違うねってよく言われるんですが、ハードロックが好きです。

ちなみに奥村は、めちゃくちゃクラシックなんですよ。

すみません、今日は、脱線の話が長いんですけれど。。。

 

こんにちは。ピカソプロジェクトの脇田真紀子です。

前回は、文科省の資料を引用しながら、こどもの表現力を伸ばすメリット

「知っていること・できることをどう使うか。そしてやってみる(外に出してみる)」

これが、表現力を伸ばすメリットのひとつ(たくさんある中のひとつ)ですよとお伝えしました。

 

で、私、こんなに「表現力表現力」って言ってるんですけれど、

表現力を気にして生きてきていないんですよね。

 

うちの代表の奥村は、確か9歳だったと思うんですけれども、

9歳からずっと舞台に立っているんですよね、クラシックの音楽の舞台に立っていて。

なので、彼女はずっとどうやって表現するんだろうとか、声の出し方とか、

すごく表現というものと近く生きてきた人なんですね。

 

でも私は普通に、表現力ってそんなに気にしないで、

むしろ学校の点数、いわゆるテストの点数を重視しながら生きてきた感じですよね。

仕事している時も、重要だとか使っているとか考えずに生きてきたんです。

 

あ、私の時の(1997年に大学に入っています)教育学科なんですけれども、

その時に特に表現について学んだりとかしなかったんですよね。

「思考力・表現力・判断力」という言葉も特になかったです。

(あんまり真面目じゃなかったから覚えてないだけかもしれない)

 

でも、表現力を伸ばしたいって思うようになったのは、

特に、本当にピカソプロジェクトと同じくらい・・・ここ10年の話なんですよ。

奥村みたいに、ずっと表現について考えていなかったので、

一番最初に「表現力を育てたい」って言われた時も、

いまいち表現力ってわからなかったんですね。

 

なんか、すごい特別なものだと思っていました。

私、ハードロックが好きって言ってるんですけれども、

ハードロックの曲とか聞いていて、

例えば失恋の歌とか、失恋した気持ちをこんな風に昇華できたら気持ちがいいだろうなとか

この人みたいにこんなに心を込めて歌うことができたら気持ちがいいだろうなとか

そういう憧れっていうのはあったんですよね。

小説読んで(蒼穹の昴/浅田次郎 とかがすごい好きなんですが)

こんな世界観、そしてこんな風に人を引き込む文章が作れるってうらやましいなという憧れはとてもあったんです。

だからって・・・受け取るのは好き、音楽聞くのも好き、小説読むのも好き、マンガ読むのも大好き・・・どちらかというと受け取り手だったんですよね。

それを面白いなと思っても誰かに発信するでもなく生きてきたんですけれども、

なので、自分の気持ちを表現するというのは、自分にとってハードルの高いことでした。

 

なので、私は「表現力を育てたい」と思って奥村と出会ったわけではなくて、

前もお話ししたように、色彩学をこどもに教えたいというところから奥村に出会って

そこから表現力の大切さをどんどん知っていったんですけれど、

表現ってアーティストといわれている人たち(絵とか小説とか音楽とか)のものだと思っていて、

私関係ないやってきっと思っていたと思うんです。

 

なんですけれども、ピカソプロジェクトの全身になるものに関わるようになってから、

「あ、これも表現なんだ」「これも表現なんだ」って。

 

企画書だって表現だしね!

イベントで、鳥獣戯画というワークがあって、それをしていたら

その時のお父さんが

「これさ、ただの工作だけどさ、俺よりプレゼン資料作るのうまくなるかもしれないね」なんて言う話になって。

「よく考えてみれば、俺、表現力使ってるし、表現力に困ってるわ」っていう話をしてくださって。

”これを伝えたい”って考えるのも大変だし大事だけど、”伝えたい”ってなってから、

じゃあ、”伝えよう”ってなるのってすごく大変だよねってお話ししてくださって。

「誰に伝えるのか」「どう伝えるのか」・・・

商品の知識、商品ができることを調べて、お客様に対してそれがいかにメリットがあるのかというのを伝えて、それを文章に落とし込むわけですから、

表現力の最たるものだと思うんです。プレゼン資料やプレゼンって。

 

なんか、そんな風に考えると、

表現っていわゆるアーティストのものではなくって、

本当に身近にあるものなんだなあって思います。

 

「表現」って聞いて、すごく特別だなあって思っている方とか、

いやぁそれはアーティストのものだろうって思う人の気持ちもすごくよくわかるんですけれども、

意外と表現って、特別なものではなくて。

 

探してみると表現だらけ。本当に。

 

この世の中、表現だらけって気づいたのが、表現力を伸ばせる大人になる方法の

その前、大前提だった気がします。

 

今日の、「表現力を伸ばす大人・・・になるその前に必要なこと」は、

自分の身の回りにある表現を見つけてみること、見つけられるようになること。

表現力だらけだなぁって気づくこと。

 

それでした。

 

今日も読んでくださって、ありがとうございました。