今日はKIN１です
今日からマヤ暦の
新しいサイクルが始まるわけですが
皆さま、何か
新しく始めたいことは
ありますか
わたしは
何にしようかなぁ
YouTubeしたいなぁ
気持ちよくお正月を迎える
大掃除を始めてもいいなぁ
どうしようかなぁ
なんて思いつつ
(日曜日からちょこちょこ始めてますが)
特に何も決めていなかったのですが
今朝初めて、
しっかした胎動を感じ取れました
わあ
動き始めた
次のサイクルで
動く気満々じゃないか
と、まだ見ぬ我が子に
嬉しくなっております
昨日から面白い本を読み始めていて
その本を読むと
わたしが嬉しいので
お腹の子も嬉しいのか
お腹がポコポコいってたんですよね
で、お腹に手を当ててみると
うーん、
まだよくわかんないかなぁ
なんて思ってて
今朝起きた時も
ポコポコいってる気がして
しばらく手を当てて様子を見ていると
明らかにポコっと
手を持ち上げるくらいに
お腹が膨らんだんですよね
めちゃ面白かったです。笑
で、本を読んだり
その本の話をモリくんに話したりすると
またポコポコってなる
その本というのは
こちらなのですが
わたしの大好きな星野道夫さんについて
わたしの大好きな池澤夏樹さんが
書き綴った本です
最近、熊谷達也さんの
マタギ(熊を狩って自然と共に生きる人)
のシリーズをいくつも読んでいて
星野道夫さんの生き方は
とても通じるなぁとまた嬉しくなりました
こちらの本でしょっぱなから
グッと来たところを紹介します
P16〜
狩りについて考えなければならない。死を正しく理解しない者には狩りで生きる資格はない。動物を殺すのは残酷だなどと薄っぺらな唇で言いながらスーパーで牛肉を買って食べる者に、自分の手で動物を殺すことの真の意味はわからない。優しい殺しかたと残酷な殺しかたがあるのではなく、殺して食べるだけの切実な理由がこちら側にあるか否かが倫理の分かれ目なのだ。それを食べて生き延びるものの生に殺しに見あう必然性があるかどうかが鍵なのだ。
それを星野自身はこう説明するーー
「たとえばムースの狩猟であれカリブーの狩猟であれ、目の前で、最初から見ていくんですよ。今まで生きていたものを撃って、それが死んでいくまでをね。どうやって死んでいくかっていうのをね。そして死ぬとすぐに切っていく。血もたくさん流れる。胃袋が出てくるとそのムースがちょっと前まで何を食べていたのかがはっきりわかる。それから舌を切って、心臓を切って、解体を始める前にちょっとお尻の部分を食べたりする。そういうことがアラスカにいるとあたりまえの生活なわけです。
それで、自分もまたいつか死んでいくということを、ごく自然に教えられる気がするんです。都会にいると、自分がいつか死ぬってことをあまり深くは感じない。でもアラスカでは、なにか広大な生命のサイクルのようなものを、自分がその中の小さな存在であることを含めて、すごく実感するんです。わかりやすい、というんでしょうか。」
ー中略ー
野生とは生と死が拮抗する世界である。死のない生はあり得ない。
ー中略ー
正確に言えば、野生が生と死の拮抗する特別な世界なのではない。われわれの方が、死はあり得ないと信じきって日々を送る人間の方が、野生の側から見て異常なものになってしまったのだ。死を嫌い、そんなものは存在しないかのように扱い、人前で口にせず、死者を覆い隠し、速やかに忘れる。死者と共に生きることを拒む。それが実は大きな不幸を生んでいるのではないか。
我が家の昨日の晩ご飯は
豚バラ肉と鳥手羽元と白菜を
昆布と椎茸でとったお出汁で
たくさん炊いたお鍋にしました
美味しいお塩と
にんにくで頂きました
豚バラ肉も鳥手羽元も
最高に美味しい！
あったかい！
ヘルシー！
とその美味しさは味わっていたのですが
殺して食べるだけの切実な理由が
こちらにあるかと問われたら・・・
それまで生きていた
豚と鶏の「命」を感じることなく
すでに「食べ物である」として
食べていたと気付きました
KIN１の今日からは
命の重みを味わっていこう
そんなふうに思います
良いタイミングで読み始められました
それでは素敵な２６０日のサイクルを
共に始めましょう
ではまた