本日の一杯は、東洋水産の《マルちゃん×BEAMSヌードル部 ミネストローネ味》です。
BEAMS社内の麺好きさん(ショップ勤務の若手スタッフを中心に厳選した40名)から結成された“BEAMSヌードル部”と、東洋水産がタッグを組んで誕生したという今回のカップ麺。メーカーさん曰く〈いつでもどこでもどんなときでも食べたくなるカップ麺を目指してBEAMSと共同開発されたカップ麺〉とのことなんですが、そもそも“いつでもどこでもどんなときでも食べたくなる”ってどのカップ麺でも言える基本的なコンセプトなんじゃないのか？と思ったのは自分だけでしょうかw もうひとつの〈国籍・時代・ジャンルを越えたカップ麺を目指して〉というコンセプト、このコンセプトは素敵ですね。今の日本では当たり前なことかもしれませんが、改めてこういう考えって大切だなと思いました。
フタに描かれたマルちゃんマーク(ブログの写真は側面ですけどw)が目を引くパッケージに、ミネストローネ味という思いっきり洋風なフレーバー。自分はBEAMSにはあまり詳しくないんですが、これはなかなか面白そうな企画じゃないですか。さてさて、仕上がりは如何に :)
◆麺は〈なめらかでコシのある太めの角麺。〉とのこと。やや太めの縮れた平打ち麺で、喉越しのいい滑らかな舌触りとモチッとした弾力とコシがあって美味しいです。同じく東洋水産の「マルちゃん 本気盛」シリーズの麺と同じような麺ですね。このマルちゃんの湯戻し5分の太めの麺、好きだなー。とくに油揚げ麺特有のニオイなんかも気にならず、今回のスープとの相性も良かったです。最初はミネストローネ＝洋風＝ヌードル麺のほうが合うと思っていたんですが、実際に食べてみると今回のようなラーメン系の麺で正解だなって感じでした。
◆具は〈じゃがいも、キャベツ、にんじん、インゲン。〉とのこと。じゃがいもは皮付きで食感はホクホク、サイズも大きくゴロゴロと入っていたのでかなり存在感がありました。カップ麺に入ってるじゃがいもってなんだか妙に美味しく感じません？w それに加え今回はじゃがいものそのまま感が強いというか、じゃがいも本来の味がしっかりと感じられたので特に美味しかったです。他の具材はオマケ程度な感じでしたが、じゃがいもの大きな存在感とミネストローネっぽい雰囲気があって良かったと思います。
《今回のカップ麺》ミネストローネに麺を入れましたって感じの至ってそのまんまな仕上がりなんですが、スープ・麺・具材それぞれの完成度と全体的に調和のとれたバランスからクオリティの高さを感じました。ギュッと旨みが詰まった濃厚なスープ、スープとの相性もよく食べ応えのある麺、素材の味が活かされている具材、ミネストローネ×ヌードルという発想としてはベタだなーと思いますが、総合的にかなり満足度の高い商品に仕上がっているんじゃないでしょうか。自分はトマト系のカップ麺にはかなり評価が甘くなる傾向があるので、そのあたりは差し引いてもらえればと思いますw とはいえ、この商品は色んな人にオススメしたいですね。トマト好きなら間違いなく満足できる一杯だと思います :)
【製品情報】
商品名：マルちゃん×BEAMSヌードル部 ミネストローネ味
発売日：2014/04/07
メーカー：東洋水産
希望小売価格：180円 (税別)
内容量 (めん量)：88g (65g)
～栄養成分表～
1食 (88g) あたり
エネルギー：375kcal
たんぱく質：7.3g
脂質：13.8g
炭水化物：55.3g
ナトリウム：2.0g
ビタミンB1：0.71mg
ビタミンB2：0.30mg
カルシウム：151mg
(食塩相当量：5.1g)