サイレント・ウェイ | 毎日がメメント・モリ

毎日がメメント・モリ

映画レビュー、イラスト、好きなもの、日常。
ホラー映画メインですが、ほとんどの映画は美味しく拝見いたしております。
イラスト禁無断転載。

 

 今、絵を乾かしてます。これ、書いたらそれも載せますね。

 で、これもアマプラで何となく観たんですけども、何と言うか、久々にある方向にパンチの効いた作品だったと言うか、仄かな懐かしみw まだこんな作品が作られていたのかーとちょっと楽しくなりました。

 

 はっきり言っちゃえばどう観ても低予算のソリッドシチュエーションのサバイバルもので、登場人物も限られてて、それでも中にはあんまり出て来た意味無さそうな人もいたりして特殊メイクのセンスも「それどうよ?w」って感じです。でもそう言う作品もそれなりに、いや、そう言う作品だからこそそれなりの楽しみ方があるのもわかって頂ける人がいらっしゃるのではないかしら。

 

 いきなりオープニングでミニスカにロングブーツのお姉さんがゴーゴーダンスみたいなの踊ってて「あれ?間違えた?」と思いますが、これはモデルを目指す主人公ローサのオーディションシーンとオープニングを兼ねた映像でした。

 

 

なんだかもう既に楽しそうです。で、このローサが家の洗濯機が壊れたので、仕事終わって夜にコインランドリーを訪れた所、そこでこの界隈を賑わしていた連続殺人犯を出くわして攻防を繰り広げる、と言うのが大筋です。ローサがね、可愛いんですよ、「ブレードランナー 2049」や「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」のアナ・デ・アルマスちゃんです。すいませんね、私は未見。だからローサが出てるだけでも良いんじゃないかと言う良い感じの捨て鉢感が出て来ますが、でもそれくらい可愛いです。

 

 

しかも、「怪しそうなやつは大体怪しくない」と言うセオリー通りなので、ある意味安心して観られます。つまり全然怪しそうでない奴が出て来て、そいつが犯人です。ネタバレも何もすぐわかっちゃいます。

 

 

駄菓子菓子(古い)ラスト20分てとこで腸捻転並みの(なった事ないけど)超展開があって

「え?そっち!?」と困惑します。多分、困惑する人もいるんじゃなかろうか、まともな人。80年代辺りの意味不明展開のホラーに散々馴染んで来た人にとってはここはガハガハ笑う所です。

 

 

助っ人現るか!?またタイプの違う美人です。

 

 

とろけるチーズって便利で良いですよね〜。

 

 

如何にもダメそうだしダメな要素満載なのに意外とダメじゃない、最近ちょっとお目に掛かれなくなってるタイプの映画ですし、時間が76分と短いのもセンス良い所。アナ・デ・アルマスちゃんが大活躍するのもOKです。

 

さて、そろそろ乾いたかしら。

 

 

 

†††アントニオ・トラショラス監督作品


ローサ:アナ・デ・アルマス
ガブリエル:ディエゴ・カダビド
女性客:レオノア・ヴァレラ

ネストル・アルフォンソ・オーティス

ジェフ・ガム


†††2011年 スペイン・コロンビア
********    ********