一人ひとりの”こうなりたい!”を
デザインする!
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こんにちは!
体軸セラピストの小林です!
今日は横隔膜について。
横隔膜は体軸理論の中でも重要視しているところです。
体軸理論は、
「人が動作する上で必要な筋出力を、必要なタイミングと質で
機能させることができる」学術体系になります!
つまり、体幹のインナーユニットと言われる、
腸腰筋・腹横筋・骨盤底筋などとともに、
横隔膜の働きも関係的に捉えることになります。
横隔膜の解剖学的な位置は図を参考にしてください!
起始は、胸骨部は剣状突起、
肋骨部は第7~12肋骨・肋軟骨、
腰椎部はL1~4内側脚・前縦靭帯に付着しています。
停止部は腱中心です。
横隔膜は胸腔と腹腔を隔てていますね。
作用は主に呼吸筋ですので、
横隔膜とその他の呼吸筋が協調的に機能していることが
わかりますね!
横隔膜は最大呼気時と吸気時で
どれくらい可動するかわかりますか?
座位では約3~6cm程度が正常だと言われています。
これは横隔膜の位置関係がわかれば測定可能。
具体的には肩甲骨の下角から肋間を打診するとわかります。
打診した際に清音と濁音の境界があるので、
そこが横隔膜の位置になります。
(大まかに言えば、第10胸椎あたりに位置しますが、
様々な要因で変化するので1つの指標としてください。)
この位置を最大吸気時と呼気時で測定することで
機能面が理解できますよ!
これはリハ介入の前後で測定すると、
体幹インナーユニットへの効果がどの程度か指標になるし、
さらには内科的疾患による影響も検討できます。
可動域が狭小していく要因としては、
COPDや胸水・腹水などが挙げられますね。
この辺は内部障害を有する症例や、
高齢者のリスク管理として理解しておくといいです!
はじめにも書きましたが、
横隔膜の起始・停止を確認すると、
腸腰筋との関連が検討できますよね!
つまり、腸腰筋の機能低下は横隔膜に影響しますし、
その逆もあるということです。
上記の内部障害のリスクも念頭に置きながら評価すると、
よりインナーユニットへの効果的な介入が可能です!
今回はこの辺で!
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